MARCH共通テスト利用|ボーダーラインと合格戦略を徹底解説

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MARCHの共通テスト利用入試について、今まさに情報を集めている真っ最中かなと思います。「実際のところボーダーラインは何割くらい必要なんだろう?」「科目数が多くて、どの科目を選べばいいか分からない…」「英語外部検定って使った方が有利になるのかな?」「できれば狙い目の穴場学部を知りたい」など、たくさんの疑問や不安が次から次へと湧いてきますよね。特に2026年度入試からは新学習指導要領に基づく共通テストがスタートし、新設される「情報I」が合否にどう影響するのか、見えない部分が多くて戸惑っているかもしれません。

この記事では、そんなあなたの悩みに一つひとつ、どこよりも深く、丁寧にお答えしていきます。一見すると複雑で難解に見えるMARCHの共通テスト利用入試も、その仕組みを正しく理解し、ポイントさえ押さえれば、一般入試とは別の角度から合格の可能性をぐっと高めることができる、非常に強力な武器になります。ぜひ最後までじっくりと読んで、あなただけのオリジナルな合格戦略を立てるための確かなヒントにしてくださいね。

この記事を読み終える頃には、以下の点が明確になっているはずです。

  • MARCH各大学・学部ごとの共通テスト利用ボーダーラインの具体的な目安
  • あなたの学力特性に合った、合否を分ける科目選択と英語外部検定の賢い活用法
  • 2026年度入試の最大の変数となる「情報I」への具体的な向き合い方と対策
  • 文系・理系別に、合格可能性を最大化するための狙い目となる可能性のある穴場学部
目次

MARCH共通テスト利用の複雑な入試を制す戦略

MARCHの共通テスト利用入試は、一口に「マーチ」と括ることができないほど、大学や学部、さらには入試方式によって全く違う顔を持っています。だからこそ、その多様で複雑な仕組みをしっかりと理解して、自分の得意な土俵で戦う戦略を立てることが、合格への何よりの近道になります。ここでは、誰もが気になるボーダーラインの現実から、合否を左右する科目戦略、そして2026年度入試の鍵を握る新課程への対応まで、ライバルに差をつけるための具体的な方法を一つずつ、深く掘り下げて見ていきましょう。

気になるボーダーラインは何割必要か

多くの受験生が一番気にするのが、この「合格最低点」、つまりボーダーラインだと思います。MARCHの共通テスト利用は高得点勝負になりがち、というのは事実ですが、学部や方式によって求められる得点率は驚くほど変わってきます。漠然と「8割必要」と考えるのではなく、より解像度を上げて理解することが、戦略の第一歩ですね。

ここでは、MARCHのボーダーラインをざっくりと3つのレベルに分けて、それぞれの特徴と背景を詳しく解説していきます。

確実合格圏(A判定ライン):得点率 85%〜90%

このレベルは、まさにトップ層の戦場です。具体的には、明治大学の政治経済学部や法学部・商学部、立教大学の異文化コミュニケーション学部や経営学部、青山学院大学の国際政治経済学部といった、各大学の看板学部が中心となります。これらの学部は、早稲田大学や慶應義塾大学、さらには東京大学や一橋大学といった最難関国公立を第一志望にしている受験生が、「確実に合格を押さえておきたい」という目的で出願してくる層と直接競うことになります。彼らにとって共通テストで高得点を取ることは大前提であり、結果としてボーダーラインは非常に高い水準で推移します。共通テストでほぼミスなく、得意科目では満点近く得点できる圧倒的な学力が求められる世界ですね。このレベルでの合格を目指すのであれば、単なるMARCH対策ではなく、早慶レベルの学力を身につける覚悟が必要です。

ボーダーライン(合否分岐点):得点率 80%〜85%

MARCHの多くの学部がこのボリュームゾーンに集まっています。例えば、明治大学の文学部や情報コミュニケーション学部、立教大学の社会学部や法学部、中央大学の商学部、法政大学の法学部や国際文化学部などがこれにあたります。MARCHを第一志望とする受験生にとっては、まさにここが主戦場と言えるでしょう。3科目平均で8割を超えることが、合格に向けた一つの明確な目安になりますね。このゾーンで重要になるのは、「穴を作らない」ことです。一つの得意科目で9割を取っても、苦手科目で7割前半に落ち込んでしまうと、合計点でライバルに及ばないケースが多くなります。どの科目も安定して8割以上を取るための、バランスの取れた学習が合否を分ける鍵となります。1科目の失敗が致命傷になりかねない、シビアな戦いが繰り広げられるゾーンです。

逆転可能・穴場圏:得点率 73%〜79%

「MARCHは8割ないと絶対に無理」と半ば諦めている人もいるかもしれませんが、実は7割台後半、場合によっては7割台半ばでも合格の可能性が見えてくる学部・方式も確かに存在します。これが、いわゆる「狙い目」や「穴場」と呼ばれるゾーンです。特に、都心から離れた郊外のキャンパスに設置されている学部や、国公立併願者向けの多科目型方式がこれに該当します。

  • 法政大学:多摩キャンパスの社会学部、経済学部、現代福祉学部、スポーツ健康学部など
  • 中央大学:多摩キャンパスの経済学部、商学部の一部学科、文学部の特定専攻など
  • 立教大学:新座キャンパスのコミュニティ福祉学部、スポーツウエルネス学部など

これらの学部は、都心の人気学部に比べて受験生の注目度がやや低く、その分ボーダーが少し落ち着く傾向にあります。共通テスト本番で思うように点数が伸びず、「もうMARCHは無理かもしれない…」と感じた時でも、諦めずにこうした学部・方式を検討する価値は十分にあります。最後まで情報を集め、粘り強く出願先を検討した受験生が合格を掴むことができる、まさに情報戦の領域と言えるでしょう。

注意点:ボーダーラインは生き物です

ここで挙げた得点率は、あくまで過去のデータや一般的な傾向に基づく目安です。年度による問題の難易度の変動、受験者数や倍率の変化によって、ボーダーラインは毎年必ず変動します。これを「絶対的な基準」と考えるのではなく、「戦略を立てるための参考値」として捉えることが重要です。正確な情報や最新の動向については、必ず各大学が発表する公式の入試要項や、大手予備校などが発表する共通テストリサーチのデータを複数確認するようにしましょう。

合否を分ける科目戦略と科目数の選択

共通テスト利用入試で意外と見落としがちですが、実はボーダーラインと同じくらい重要なのが「科目戦略」です。どの科目で受験するのか、そして3科目型と多科目型のどちらを選択するのかによって、有利不利が大きく変わることがあります。自分の学力特性や学習の進捗状況を冷静に分析し、最も得点力を最大化できる「戦い方」を選ぶ視点が不可欠です。

3科目型 vs 多科目型:どちらがあなたに向いているか?

MARCHの共通テスト利用は、大きく分けて「3科目型」「多科目型(4〜6科目)」があります。それぞれのメリット・デメリットを深く理解し、自分に合った方式を見極めましょう。

3科目型の特徴と戦略

  • 特徴:英語・国語・地歴公民(または数学)の3科目が基本。多くの私大専願者が利用する、最もスタンダードな方式です。科目が少ない分、1科目あたりの完成度が極めて高く求められ、高得点勝負になりやすいのが最大の特徴です。明治、立教、青学などの人気学部では、この方式が主流ですね。
  • メリット:対策科目を絞れるため、特定の得意科目を極限まで伸ばす「一点突破型」の受験生に向いています。学習計画が立てやすく、効率的に勉強を進めることができます。
  • デメリット:1科目の失敗が直接合否に響きます。また、受験者が多いため競争が激化しやすく、ボーダーラインが高騰しがちです。
  • 向いている人:私大専願で、MARCHを第一志望に据えている人。英語・国語・社会(または数学)の中に、圧倒的な得意科目がある人。

多科目型の特徴と戦略

  • 特徴:5教科6科目など、主に国公立大学との併願者が利用することを想定した方式です。科目数が多い分、1科目あたりの配点比率が下がるため、ボーダー得点率は3科目型よりも5%〜10%程度低くなる傾向にあります。立教大学の6科目型や法政大学のC方式(後述)などが代表的です。
  • メリット:総合力で勝負できます。一つの科目で多少失敗しても、他の科目でカバーできる可能性が高いです。受験者層が国公立併願者に限定されやすいため、3科目型ほどの熾烈な競争になりにくい場合があります。
  • デメリット:対策すべき科目数が多く、学習負担が非常に大きいです。私大専願者が片手間で対策するのは困難でしょう。
  • 向いている人:国公立大学を第一志望としており、共通テストで5教科7科目などを幅広く勉強している人。特定の苦手科目はないが、全科目バランス良く得点できるタイプの人。

自分の学習状況と志望校の優先順位を照らし合わせて方式を選ぶことが何よりも大切です。私大専願で特定科目に絶対的な強みがあるなら3科目型で高得点を狙う。国公立志望で幅広く勉強しているなら、その努力を活かせる多科目型を積極的に活用する。このように、自分のプロフィールに合った戦略的な出願を考えることが、合格の可能性を最大化します。

英語外部検定利用で有利に進める方法

近年のMARCH入試、特に共通テスト利用において、英語外部検定試験(英検、TEAPなど)のスコアは、もはや単なる加点要素ではなく、合否を左右するほどの絶大な力を持っています。少し厳しい言い方かもしれませんが、「持っていると有利」というステージから、「持っていないと不利になる可能性がある」というステージに移行しつつあるのが現実です。特に、これから紹介する立教大学と中央大学のシステムは、絶対に知っておくべき情報ですね。

立教大学:スコアが最強の「保険」になる高得点採用システム

立教大学の共通テスト利用入試は、英語の扱いに最大の特徴があります。それは、「共通テスト本番の英語の得点」「事前に取得した英検などのスコアを大学独自の基準で換算した得点」のうち、点数が高い方を自動的に合否判定に使ってくれるという、受験生にとって非常にありがたい制度を採用している点です。これは、共通テスト当日の体調や問題との相性に左右されずに、英語の得点を確定させられる「保険」として機能します。

【立教大学 英検スコア換算の目安(予測)】

英検CSEスコア共通テスト換算得点率(予測)戦略的意味
2450以上100%(満点)英語が満点確定。残り2科目で勝負できる最強のカード。
2300程度85%多くの学部のボーダーラインに達するスコア。大きなアドバンテージ。
2150程度75%合格にはやや物足りないが、大失敗を防ぐ最低限の保険になる。

※上記の数値はあくまで過去の傾向からの予測です。年度によって基準が変更される可能性があるため、必ず大学の募集要項で最新情報を確認してください。

例えば、高3の早い段階で英検CSEスコア2450以上を取っておけば、その時点で立教大学の共通テスト利用における英語は満点が確定します。これは精神的に大きな余裕を生み、残りの期間を国語や社会などの対策に集中できるという計り知れないメリットをもたらします。

中央大学:基準クリアで一気に高得点へ換算

中央大学でも経済学部や商学部、文学部など多くの学部で外部検定利用入試を積極的に実施しています。こちらの方式は、大学が定めた基準スコア(例えば英検CSE 2000程度など)をクリアすれば、それを大学独自の高い得点(例えば満点中の190点、つまり95%相当など)に換算してくれるというものです。共通テストの英語で9割以上を安定して取るのは非常に大変ですが、外部検定試験なら複数回チャンスがあり、事前に対策をすれば目標スコアを達成できる可能性は十分にあります。これもまた、非常に戦略的価値の高い制度と言えるでしょう。

これらの状況を踏まえると、MARCH合格を目指すのであれば、高3の夏休みまでには、最低でも英検準1級合格、またはそれに相当するCSEスコア2300以上を目標に学習を進めるのが、現代のMARCH合格への最短ルートの一つと言っても過言ではありません。

MARCHで狙い目の穴場学部はどこか

「穴場」というと少し聞こえが悪いかもしれませんが、大学の教育・研究の質は全く変わらないにもかかわらず、様々な要因で他の学部に比べて倍率やボーダーラインが落ち着く学部は確かに存在します。MARCHレベルでそういった学部を探す際の最も重要なポイントは、ずばり「キャンパスの立地」「学問分野の専門性」です。

「キャンパスの立地」が生む狙い目

これは最も分かりやすい視点ですね。華やかな都心にキャンパスを構える学部に人気が集中する一方、都心から少し離れた郊外のキャンパスにある学部は、通学の利便性などから受験生に敬遠される傾向があります。その結果、教育内容は充実しているにもかかわらず、ボーダーラインが低めに出ることが多いのです。

  • 明治大学:生田キャンパス(神奈川県川崎市)の農学部 食料環境政策学科。農学部の中に設置されていますが、経済学や政策学を学ぶ文系色の強い学科で、文系科目で受験できます。「農学部=理系」という受験生の心理的バイアスが働き、見逃されがちなため、情報感度の高い受験生にとっては狙い目です。
  • 青山学院大学:相模原キャンパス(神奈川県相模原市)のコミュニティ人間科学部社会情報学部。渋谷のおしゃれなイメージとは異なりますが、その分、落ち着いた広大なキャンパスで学べます。特に社会情報学部は文理融合型で、数学受験者も多いことから、純粋な文系受験生にとっては競争環境が少し変わってくる可能性があります。
  • 立教大学:新座キャンパス(埼玉県新座市)のコミュニティ福祉学部スポーツウエルネス学部。池袋の洗練されたイメージが強い立教ですが、新座キャンパスのこれらの学部は、MARCHの中では比較的入りやすい傾向にあり、70%台の得点率でも合格が見えてくることがあります。
  • 中央大学:多摩キャンパス(東京都八王子市)の経済学部商学部。看板の法学部が都心の茗荷谷キャンパスに移転した今、伝統と実績のあるこれらの学部は、質の高い教育を比較的低いボーダーで受けられる最高の環境かもしれません。実利を重視する受験生にとっては、まさに「賢い選択」と言えるでしょう。
  • 法政大学:多摩キャンパス(東京都町田市)の経済学部、社会学部、現代福祉学部など。MARCHの中でも特に郊外キャンパスの学部が多く、穴場が見つかりやすい大学と言えます。特に現代福祉学部などは、学びたいことが明確な学生にとっては非常に良い環境です。

もちろん、「穴場」といっても誰でも簡単に入れるわけではありません。しかし、同じ大学群の中でも少しでも合格の可能性を高めたい、あるいは自分の学びたい分野がたまたま郊外キャンパスにある、という場合には、ブランドイメージや立地だけで判断せず、教育内容をしっかりと吟味して志望校を検討してみる価値は大いにあります。

新課程の鍵となる情報Iへの対策

2026年度入試から、共通テストに「情報I」が新たに導入されます。これがMARCHの共通テスト利用入試にどう影響するのか、多くの受験生が不安に感じていますよね。結論から言うと、大学によって対応は大きく分かれており、これが新たな戦略の軸となりそうです。

MARCH各大学の対応は分かれていますが、現時点で最も大きな動きを見せ、受験界に衝撃を与えたのが法政大学の決定です。

法政大学C方式で「情報I」が必須に!受験者層はどう変わる?

法政大学の共通テスト利用C方式(5教科6科目型)では、2026年度入試から「情報I」が必須科目として課されることになりました。これはMARCHの中では非常に大胆な決定であり、大きな波紋を呼んでいます。(出典:大学入試センター 令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施大綱

この変更が意味することは、ずばり「受験者層の純化」です。

  • 国公立大学志望者:元々、共通テストで情報Iの対策をすることが必須となっているため、この変更は全く障害になりません。むしろ、ライバルが減る可能性があるため、併願先として法政大学のC方式を選びやすくなります。
  • 私立大学専願者:情報Iを学習計画に組み込んでいない受験生が大多数です。そのため、情報Iが必須となるC方式の受験をためらい、敬遠する可能性が非常に高いです。

この結果、C方式は国公立組の受験者が中心となり、実質的な競争率がどうなるかは未知数です。一方で、C方式を避けた私大専願者が、3教科型のB方式に集中し、B方式のボーダーラインがこれまで以上に高騰する、といったシナリオも十分に考えられます。

明治・立教などでは「武器」になる選択科目

一方で、明治大学や立教大学の多くの学部では、「情報I」は地歴公民や数学、理科基礎などと同じ「選択科目の一つ」という位置づけに留まっています。これは、受験生にとって戦略の幅が広がることを意味します。例えば、日本史や世界史といった暗記量の多い科目が苦手だけれども、プログラミングやデータ分析には興味がある、という受験生にとっては、情報Iで高得点を狙うという新たな戦い方が可能になります。私大専願者にとっては、必ずしも対策する必要はないので安心材料と言えますが、もし得意科目にできるポテンシャルがあるなら、ライバルが少ない土俵で差をつける「秘密兵器」になり得るかもしれません。

自分が国公立併願なのか、私大専願なのか。そして、情報Iが得意科目になりそうか、あるいは全く触れたくないのか。これによって、出願すべき大学や方式は大きく変わってきます。自分の状況を冷静に分析し、情報Iを「リスク」と捉えるか、「チャンス」と捉えるかを見極めることが、2026年度入試を乗り切る上で極めて重要になりますね。

現代文のみで受験できる大学と注意点

「古文・漢文がどうしても苦手で、勉強時間がかかりすぎる…」という受験生にとって、国語の試験範囲が「現代文のみ」で受験できる大学は、非常に魅力的に映りますよね。MARCHの中にも、そうした尖った入試方式を採用している大学・学部が存在し、特定のタイプの受験生にとっては大きなチャンスとなります。

代表格は青山学院大学!その戦略的背景とは

MARCHの中で「現代文のみ」受験の代表格と言えるのが、なんといっても青山学院大学です。共通テスト利用入試において、法学部や経済学部、経営学部、国際政治経済学部など、非常に多くの文系学部で国語の出題範囲が「近代以降の文章(つまり現代文)」に限定されています。これは、古文・漢文の学習に膨大な時間を割かずに済むという、計り知れないメリットがあります。特に、入試科目に古文・漢文がない慶應義塾大学を第一志望とする受験生にとっては、併願校として非常に相性が良く、そうした層を惹きつける狙いもあると考えられます。

しかし、この「おいしい話」には、当然ながら注意すべき点、つまりリスクも存在します。

「現代文のみ」受験に潜む3つのリスク

  • 超高得点勝負の激化:出題範囲が狭い分、現代文を得意とする受験生が全国から集結します。現代文は満点近くを取る受験生も珍しくなく、たった一つの選択肢ミス、たった一つの漢字のミスが合否を分ける、非常にシビアな戦いになりがちです。
  • 併願戦略の硬直化:明治大学や立教大学、そしてもちろん早稲田大学など、多くの難関私大では依然として古文・漢文が必須です。「現代文のみ」の学習に特化しすぎると、これらの大学を併願することが事実上不可能になり、受験校の選択肢が著しく狭まってしまいます。
  • 問題との相性リスク:現代文は、数学のように明確な解法があるわけではなく、その日の文章との相性や読解の角度によって点数がブレやすい科目でもあります。頼みの綱の現代文で失敗した場合、他で挽回することができないという脆さも抱えています。

法政大学や中央大学にもチャンスの道はあり

青山学院大学以外にも、チャンスはあります。例えば、法政大学の全学部統一入試であるT日程(※共通テスト利用ではありませんが)では、多くの学部で国語が現代文のみで受験可能です。また、中央大学の国際経営学部・国際情報学部といった比較的新しい学部でも、英語と国語(現代文のみ)の2科目で受験できる方式が存在します。これらの方式は科目負担が軽い分、ボーダーラインは9割近くになることもありますが、英語と現代文に絶対的な自信がある受験生にとっては、一点突破のチャンスがあると言えるでしょう。

結論として、あなたの第一志望が青山学院大学や法政大学(T日程)で、古文・漢文が合格の大きな障壁になっているのであれば、「現代文特化」の戦略は非常に有効です。しかし、MARCH全体を広く視野に入れて併願を考えているのであれば、やはり古文・漢文の基礎(最低でも重要単語・文法・漢文句法)は疎かにせず、バランス良く学習を進めておくのが安全策かなと私は思います。

MARCH共通テスト利用の成功は計画で決まる

ここまで、MARCHの共通テスト利用入試を多角的に分析し、突破するための様々な戦略についてお話ししてきました。ボーダーラインの現実、科目選択の重要性、英語外部検定の威力、そして新課程への対応など、考えるべきことがたくさんあると感じたかもしれません。そして、「やるべきことは分かったけど、これを一人で計画して、最後までやり抜くのは大変そう…」と感じた人も多いのではないでしょうか。その感覚は、全くもって正しいです。複雑化する現代の大学入試で成功を掴むには、自分に合った精緻な学習計画と、それを最後までやり抜くための専門的なサポートが不可欠なのです。私たち「勉強攻略ドットコム」は、まさにその部分であなたの力になりたいと心から考えています。

東大生が作る合格までの学習計画

東大毎日塾の最大の特徴は、現役東大生を中心とした、受験戦略を知り尽くした講師陣が、あなたのためだけの完全オーダーメイド学習計画を作成することです。あなたの現在の学力、得意・不得意科目、部活や学校生活の状況、そして何より志望校の複雑な入試形式を徹底的に分析し、「いつまでに、どの参考書の、どの部分を、どのように」勉強すればいいのかを、1日単位で具体的に示します。MARCH共通テスト利用における複雑な科目選択や、どの大学のどの方式に出願するのが最も合格可能性が高いかといった戦略的な判断も、この計画があればもう迷うことはありません。

毎日の伴走で計画倒れを防ぐ

どんなに素晴らしい計画も、実行できなければ「絵に描いた餅」です。私たちは、計画を立てて終わりには絶対にしません。チャットツールなどを通じた毎日の進捗管理や励ましの声かけを通じて、あなたの学習を徹底的にサポートします。勉強が思うように進まない時、模試の結果に落ち込んでモチベーションが下がってしまった時、いつでも隣で励まし、一緒に原因を分析して軌道修正を手伝うパートナーがいます。この血の通った「伴走」こそが、孤独な受験勉強で陥りがちな計画倒れを防ぎ、あなたを着実にゴールへと導く鍵になります。

24時間いつでも質問できる安心感

勉強していると、深夜や早朝に「この解説、どうしても理解できない…」「この英単語のニュアンスって何だろう?」といった疑問が突然湧いてくることがありますよね。そんな時、次の授業まで待つ必要はありません。私たちのサービスなら、24時間365日、いつでもLINEで質問を送ることができます。疑問点をその場で解消できる環境は、学習効率を飛躍的に高め、あなたの貴重な時間を無駄にしません。分からないことを分からないままにしない。この小さな積み重ねが、数ヶ月後にはライバルとの決定的な差を生み出します。

まずは無料学習相談で悩みを解決

「自分の場合は、どの大学のどの方式が一番合っているんだろう?」「今の勉強法で、本当にMARCHに間に合うのかな?」そんな漠然とした不安や具体的な悩みを一人で抱え込んでいませんか?もしそうなら、まずは一度、私たちの無料学習相談に来てみてください。あなたの現状を詳しくヒアリングし、経験豊富なコンサルタントがMARCH合格に向けた具体的なアドバイスをさせていただきます。もちろん、無理な勧誘は一切ありませんので、「ちょっと話を聞いてみたい」という気軽な気持ちで大丈夫です。あなたの悩みを解決するヒントが、きっと見つかるはずです。

最適なMARCH共通テスト利用の対策とは

ここまで長い時間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。MARCHの共通テスト利用入試は、情報を制する者が制する、まさに「情報戦」です。そして、その情報を元に立てた緻密な戦略を、日々の学習に落とし込み、愚直に継続していくことが何よりも大切になります。この記事が、あなたの合格戦略を練り上げるための、確かな第一歩となれば、これ以上嬉しいことはありません。

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