こんにちは。勉強攻略ドットコム、運営者の「K」です。
「青チャートをやり込めば、共通テストで一体何割とれるんだろう?」
「分厚すぎて終わらないし、本番までに間に合わない気がする……」
受験勉強を進める中で、そんな不安や疑問を感じていませんか?
実は、青チャートは正しい使い方さえできれば、共通テストで8割の壁を突破し、満点近くを狙うことも可能な最強の武器になります。
しかしその一方で、自分のレベルや目的に合わない進め方をしてしまい、途中で挫折してしまう受験生が後を絶たないのも事実です。
この記事では、新課程にも対応した青チャートの適切な使い方や、目標とする点数に到達するための具体的な戦略について、私の経験をもとに詳しく解説します。
- 青チャートの習得レベルと共通テスト得点率の具体的な相関関係
- 挫折せずに完走するための効率的な周回方法と復習のルール
- 新課程の数学Cや統計分野を含めた網羅性と学習の優先順位
- オーバーワークを防ぎ最短で合格点を取るための問題の取捨選択
青チャートで共通テストは何割とれる?目標到達率
多くの受験生が気になっている「結局、青チャートで何点とれるの?」という疑問について、レベル別の目安と到達点を解説します。
青チャートのレベル別到達点と偏差値
結論から言うと、青チャートをどの深さまで習得するかによって、共通テストでの得点率は大きく変わります。私の分析では、青チャートの難易度指標である「コンパス(COMPASS)マーク」の習得状況と得点率には、明確な相関関係があると考えています。
具体的には、以下のようなイメージを持っておくと良いでしょう。
| 習得レベル | 共通テスト目標 | 到達偏差値目安 |
|---|---|---|
| コンパス1〜2(基本例題) | 5割〜6割 | 50〜55 |
| コンパス3(標準例題) | 7割〜8割 | 55〜65 |
| コンパス4〜5(重要例題) | 8割〜9割以上 | 65〜70 |
| EXERCISE・総合演習 | 満点狙い | 70以上 |
共通テストで平均点+αを目指すのであれば、コンパス3までの例題を「瞬時に解ける」状態にするだけで十分到達可能です。逆に言えば、共通テスト利用で7割程度が必要な場合、青チャートは必須級の参考書と言えますね。
ポイント
共通テスト8割を目指すなら、まずはコンパス3までの完璧な習得を目指しましょう。コンパス4以上は、その後のステップアップと考えて大丈夫です。
挫折しない青チャートの正しい使い方
青チャート最大の敵は、その「分厚さ」による挫折です。最初から全ての問題を解こうとすると、間違いなく途中で息切れしてしまいます。
私がおすすめする使い方は、「問題を仕分ける」ことから始めるアプローチです。
- 1周目は解かない:まずは問題を見て、2分考えて方針が立たなければすぐに解説を見ます。「自力で解ける問題」と「解けない問題」を仕分ける作業に徹してください。
- 解説を読み込む:解けなかった問題は、解説を読んで「なぜその解法を使うのか」という論理の理由付け(IF-THEN)を理解します。
- 自力で再現する:理解したつもりで終わらせず、必ず解説を閉じてから自力で最後まで計算し切れるか確認します。
注意
1問に30分以上かけて悩むのはNGです。それは勉強ではなく「停滞」です。わからない問題はすぐに答えを見て、回転率を上げることが挫折を防ぐコツです。
青チャートは何周すれば定着するのか
よく「何周すればいいですか?」と聞かれますが、回数自体を目的にするのは危険です。目的はあくまで「問題を見た瞬間に解法が浮かぶ状態(再現性)」を作ることだからです。
とはいえ、目安がないと計画が立てにくいですよね。一般的には、以下の3周プロセスを推奨しています。
- 1周目:できる問題とできない問題の選別(スクリーニング)。
- 2周目:1周目で×がついた問題を重点的に解き直し、論理を定着させる。
- 3周目:制限時間を設けて、計算スピードと正確性を高める(解法の自動化)。
このプロセスを、忘却曲線を意識して「翌日」「1週間後」「2〜3週間後」とタイミングをずらしながら行うのがベストです。短期記憶を長期記憶に変えるためには、この分散学習が欠かせません。
青チャートがいらないと言われる理由
ネット上などで「青チャートはいらない」「オーバーワークだ」という意見を目にすることがあるかもしれません。これは半分正解で、半分間違いです。
青チャートが「いらない」と言われる主な理由は、志望校のレベルに対して難易度が高すぎる、または量が多すぎるからです。例えば、共通テストで5割〜6割を目指す場合や、数学に強い苦手意識がある場合、青チャートの網羅性は逆に重荷になります。そういった方には、より基礎に特化した「黄チャート」や「白チャート」の方が、学習効率が良いケースが多いのです。
しかし、共通テストで7割〜8割以上を安定させたい、あるいは二次試験も見据えている受験生にとっては、青チャートの網羅性は強力な武器になります。「いらない」という意見を鵜呑みにせず、自分の目標点数と照らし合わせて判断してください。
新課程の共通テストへの対応と網羅性
2025年度入試からの新課程では、「数学C」の新設や「数学B 統計的な推測」の必須化など、大きな変更がありました。青チャートはこの新課程にも完全対応しており、特に受験生が手薄になりがちな統計分野やベクトルの解説も充実しています。
新課程の共通テストでは、単なる計算力だけでなく、データの分析や仮説検定といった「統計的な感覚」や、数学的モデルを考察する力が問われます。青チャートの例題は、公式の暗記だけでなく、その背景にある論理構成もしっかり解説されているため、こうした新傾向の問題に対応する基礎力を養うのに最適です。
補足
理系受験生にとって、数学Cの「ベクトル」や「複素数平面」は重要な得点源です。青チャートは合冊版などで分野間の連携も意識されているので、効率よく対策できます。
青チャートだけで合格するための勉強時間
青チャートをやり切るには、かなりの覚悟と時間が必要です。数学I・A、II・B・Cの全範囲を網羅しようとすると、総学習時間は約550時間ほど見積もっておく必要があります。
- 数学I・A:約100時間
- 数学II・B:約150時間
- 数学III・C:約200時間
- 共通テスト実践演習:約50時間
高校2年生からコツコツ始められれば理想的ですが、高3からスタートする場合は、1日2〜3時間の数学時間を確保しないと間に合わない計算になります。「時間が足りない!」と焦らないためにも、逆算したスケジュール管理が命取りになります。
青チャートで共通テスト何割を目指すかの戦略
ここでは、他の参考書との比較や、具体的な得点目標に応じた青チャートの活用戦略について深掘りしていきます。
黄チャートやFocus Goldとの違い
参考書選びで迷うのが、黄チャートやFocus Goldとの比較ですよね。それぞれの立ち位置を整理しましょう。
黄チャートとの比較
黄チャートは青チャートより問題数が2割ほど少なく、解説も平易です。共通テスト6割〜7割目標なら黄チャートで十分ですが、難関私大や国公立二次まで見据えるなら、網羅性の高い青チャートに軍配が上がります。
Focus Goldとの比較
Focus Goldは青チャートよりもさらに問題数が多く、難易度の上限も高いです。旧帝大医学部などを目指す層には適していますが、共通テスト対策がメインであれば、Focus Goldは明らかにオーバーワーク(やりすぎ)になるリスクが高いです。青チャートの方が、共通テストから難関大標準レベルまでの「黄金比」を押さえていると言えます。
共通テストで8割の壁を超える勉強法
共通テストで8割の壁を超えるために必要なのは、「問題文を読んだ瞬間に解法がマッピングできる」状態です。
試験本番では、思考時間に使える余裕はほとんどありません。青チャートの基本例題・重要例題(コンパス3〜4)を、悩みなく反射的に解けるようにしてください。これが「思考のショートカット」となり、共通テスト特有の長い問題文を読み解く時間を生み出します。
特に数学II・B・Cは計算量が多いので、青チャートで典型パターンの処理速度を極限まで高めておくことが、そのまま得点アップに直結します。
やりすぎ?オーバーワークを避けるコツ
「青チャートは量が多いから、全部やるのは非効率じゃないか?」
その通りです。共通テスト対策において、青チャートの隅から隅までやる必要はありません。
具体的には、以下の部分は思い切ってカットしてもOKです。
- コンパス5の難問:共通テストの出題傾向とは少しズレるため、優先度は低いです。
- 巻末のEXERCISE・総合演習:二次試験対策の色が濃いため、共通テスト8割目標なら不要です。
まずはコンパス3までの例題を完璧にすることにリソースを集中させましょう。これだけで共通テストに必要な基礎体力は十分に身につきます。勇気を持って「やらないこと」を決めるのも、賢い戦略ですよ。
計画倒れを防ぐ学習管理の重要性
ここまで解説してきた通り、青チャートは非常に強力なツールですが、その分量は膨大です。「今日から頑張るぞ!」と意気込んでも、1人で500時間以上の学習を管理し、モチベーションを維持するのは並大抵のことではありません。
実際、多くの受験生が「計画通りに進まない」「復習のタイミングが掴めない」といった理由で挫折してしまいます。もしあなたが、自分一人での学習計画や進捗管理に不安を感じているなら、プロの力を借りるのも一つの賢い選択肢です。
私のおすすめは、「東大毎日塾」です。
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青チャートで共通テスト何割とれるかの結論
最後に、この記事の結論をまとめます。
青チャートは、共通テストで7割〜9割を確実に獲得するための、最も標準的かつ信頼できるロードマップです。
その圧倒的な網羅性は、本番での「見たことがない問題」を減らし、精神的な安定感をもたらしてくれます。
ただし、そのためには以下の3点を守ることが絶対条件です。
- 早期着手:高3の夏前までに主要な例題を3周する計画を立てる。
- 再現性の重視:「わかる」ではなく「自力で解ける」まで繰り返す。
- 取捨選択:共通テストに不要な難問は切り捨て、基礎の徹底に集中する。
新課程入試という未知の戦いにおいても、青チャートが示す「典型解法」は変わりません。この一冊を信じて、正しい方法で使い倒せば、目標とする点数は必ず見えてくるはずです。
あなたの受験勉強が実りあるものになるよう、心から応援しています!