青チャート基本例題だけで偏差値65は可能?期間とやり方を解説

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受験数学のバイブルとも言える青チャートですが、その分厚さに圧倒されて「基本例題だけで精一杯」と感じている人も多いのではないでしょうか。あるいは、時間がない中で「基本例題だけを完璧にすれば、共通テストや志望校の入試でどこまで通用するのか」「理系でも足りるのか」と不安に思っているかもしれません。実際のところ、すべてを網羅しようとして中途半端に終わるよりは、基本例題に絞って徹底的に固める方が、偏差値や合格率は確実に上がります。この記事では、青チャートの基本例題に特化した効率的な進め方や、終わらせるのに必要な期間、そして到達できるリアルな実力レベルについて、私の経験を交えて詳しくお話しします。

  • 基本例題だけで到達できる具体的な偏差値と共通テストの得点率
  • 最短で基礎を固めるための正しい解き方と周回ペース
  • 「基本例題だけ」で合格できる大学と、足りない大学の境界線
  • 多くの受験生が陥る「終わらない」原因と挫折しないための対策
目次

青チャートの基本例題だけで偏差値65を目指す戦略

青チャートは、その網羅性の高さゆえに「全部やらなきゃいけない」という強迫観念に駆られがちですが、実はそのエッセンスは「基本例題」に凝縮されています。ここでは、基本例題に絞って学習リソースを集中させ、効率よく偏差値65の壁に挑むための具体的な戦略を解説していきます。

青チャート基本例題の正しいやり方

青チャートの基本例題を進める上で最も重要なのは、「悩む時間を極限まで減らす」ことです。基礎を固める段階では、長時間考え込むことよりも、典型的な解法パターンを脳にインプットする回数を増やす方が遥かに効果的だからです。

具体的には、問題を見てから「20秒」考えて方針が立たなければ、すぐに解答を見てください。この潔さが回転率を高めます。解答を読む際は、単に数式を目で追うだけでなく、「なぜその公式を使うのか」「なぜその変形が必要なのか」という「指針」の部分を重点的に理解しましょう。

そして、解答を理解したら、必ずその場でもう一度、解答を隠して自力で手を動かして解き直すことが絶対条件です。「わかったつもり」と「できる」の間には大きな溝があります。この「即座の解き直し」を行うことで、記憶の定着率が劇的に向上します。

【効率的な学習ステップ

  1. 問題を見る(20秒考える)
  2. わからなければ即解答&解説を読む(理解に徹する)
  3. 解答を隠して、白紙に自力で再現する(計算まで完遂する)
  4. 翌日と1週間後に復習する(記憶のメンテナンス)

終わらせるのにかかる期間とペース

「青チャートが終わらない」と嘆く受験生の多くは、期間設定が曖昧です。基本例題の数は、数学I・A、II・B、III・Cを合わせると約1,000題近くになります。これを漫然と進めていては、受験本番には間に合いません。

現実的なラインとして、1日10題〜15題のペースを維持できれば、1冊(例:数学I・A)あたり約1ヶ月〜1.5ヶ月で1周目を終えることができます。これを3冊分行うと考えると、単純計算で3ヶ月〜4ヶ月強かかります。部活動などで忙しい現役生であれば、平日は5題、週末に20題といった調整が必要ですが、「3ヶ月以内に全範囲の1周目を終える」というデッドラインを設けないと、途中でダレてしまう可能性が高いです。

1日のペース1冊(約350題)完了目安3冊(全範囲)完了目安
5題(忙しい人)約2.5ヶ月約7.5ヶ月
10題(標準)約1.2ヶ月約3.5ヶ月
20題(集中型)約18日約2ヶ月

最低何周すれば効果が出るのか?

結論から言うと、最低でも「3周」は必要です。1周目は「解法の地図を作る」作業であり、この段階ではまだ知識は定着していません。2周目で「記憶を掘り起こす」作業を行い、3周目でようやく「瞬時に解法が出てくる」状態になります。

ただし、全問題を律儀に3周する必要はありません。1周目で自力で完璧に解けた問題には「◯」、間違えた問題には「×」をつけておき、2周目以降は「×」がついた問題だけを徹底的に潰していきましょう。これにより、周回にかかる時間は回を追うごとに短縮され、効率よく弱点を克服できます。

この勉強法だけでどこまで通用する?

「基本例題だけ」で戦える範囲は、意外と広いです。具体的には、日東駒専、産近甲龍、そして地方国公立大学(文系・理系標準レベル)であれば、基本例題を完璧にするだけで合格点を取れる可能性が十分にあります。これらの大学の入試問題は、奇をてらった難問よりも、典型問題を正確に解き切る力が求められるからです。

注意点:難関大を目指す場合
GMARCHや関関同立の理系、旧帝大、早慶レベルを目指す場合、基本例題だけでは「思考力」や「応用力」の面で不足する場面が出てきます。これらの大学では、基本例題で身につけた道具を「どう組み合わせるか」が問われるため、基本例題を終えた後に「重要例題」や別の演習書(『1対1対応の演習』など)を追加する必要があります。

共通テストで期待できる得点率

共通テストに関しては、青チャートの基本例題を「完璧(瞬時に解法が浮かび、計算ミスなく解ける状態)」にしていれば、数学I・A、II・B・Cともに「7割〜8割」の得点は十分に狙えます。

共通テストは誘導形式であり、その誘導に乗るための基礎体力は基本例題で養えます。ただし、共通テスト特有の「文章量の多さ」や「日常事象との絡み」には慣れが必要ですので、青チャートが終わった後に、必ず共通テスト形式の予想問題集や過去問で「形式慣れ」をする時間を設けてください。基本例題の知識だけで9割以上を目指すのは、時間的な制約もあり少々厳しい戦いになるでしょう。

到達できる偏差値のリアルな目安

河合塾の全統模試などを基準に考えると、青チャートの基本例題を完全にマスターした状態で、偏差値「55〜60」は安定して取れるようになります。計算ミスが少なく、得意分野がハマれば偏差値65に届くことも珍しくありません。

偏差値65以上を「安定」させるには、基本例題で培った基礎力をベースに、初見の問題に対するアプローチ力や、複数の解法を使い分ける柔軟性が必要です。まずは基本例題だけで偏差値60の土台を固め、そこから志望校に合わせて上積みを狙うのが、最も確実なステップアップの方法です。

青チャートの基本例題だけで終わらない人の共通点

戦略は理解していても、実行できずに挫折してしまう受験生が後を絶ちません。なぜ多くの人が青チャートを「消化不良」のまま終えてしまうのでしょうか。ここでは、その原因と解決策について深掘りしていきます。

多くの受験生が挫折するポイント

最大の挫折ポイントは、やはり「圧倒的な量」に対するモチベーションの維持です。特に、数学I・Aの「2次関数」や「場合の数・確率」あたりで、計算が複雑になったり概念が難しくなったりすると、進むペースがガクンと落ちてしまいます。

また、真面目な人ほど「1問1問完璧に理解してから進もう」としすぎて、1日に2〜3問しか進まず、結果的に前の内容を忘れてしまうという悪循環に陥りがちです。完璧主義は捨てて、「まずは薄く広く何周も塗る」という意識を持つことが重要です。

独学での学習計画の限界とは

青チャートはあくまで「辞書・問題集」であり、ペースメーカーではありません。「今日は疲れたから明日やろう」「苦手なベクトルは後回しにしよう」といった甘えが許される環境では、計画は容易に崩壊します。

さらに、独学では「自分の志望校に対して、どのレベルの完成度が求められているのか」の判断が難しく、必要以上に細かい部分にこだわって時間を浪費したり、逆に重要な部分をさらっと流してしまったりするリスクがあります。客観的な視点で計画を修正してくれる存在がいないことが、独学の大きな壁となります。

質問できない環境が効率を下げる

解説が詳しい青チャートですが、それでも「なぜこの一行変形が起きるの?」「どうしてこの場合分けになるの?」と疑問を持つことは必ずあります。この疑問を解決できずに放置すると、それが「モヤモヤ」となり、やがて「苦手意識」へと変わります。

逆に、疑問をその場ですぐに解消できれば、学習スピードは加速します。質問できる相手がいない環境は、単に理解度が下がるだけでなく、学習のリズムを寸断してしまうという点で、非常に効率が悪いのです。

計画倒れを防ぐプロの進捗管理

ここまでお話しした通り、青チャートの基本例題を極めるためには、「正しいやり方」だけでなく、「継続的な進捗管理」と「疑問解決の環境」が不可欠です。もし、あなたが独学でのペース管理に不安を感じているなら、東大毎日塾のような学習管理型のサービスを利用するのも一つの賢い選択です。

東大毎日塾は、実際に難関大受験を突破した東大生メンターが、あなたの志望校合格から逆算して「いつまでに、青チャートのどこまでを終わらせるべきか」という完全オーダーメイドの学習計画を立ててくれます。日々の進捗を毎日チェックしてもらえるため、「今日はサボろうかな」という甘えが出にくく、強制力を持って学習を継続できます。

青チャートの基本例題だけを極める最短ルート

結局のところ、最短ルートとは「迷わずに進み続けること」です。「このやり方で合っているのかな?」「間に合うかな?」と不安になりながら勉強するのと、「この計画通りにやれば合格できる」と確信して勉強するのとでは、吸収率に雲泥の差が出ます。

東大毎日塾では、学習計画の立案だけでなく、24時間365日いつでもチャットで質問し放題という環境が整っています。青チャートでつまずいた箇所を写真を撮って送れば、東大生が丁寧に解説してくれるため、疑問をその瞬間に解消して次に進むことができます。さらに、学習管理アプリを通じた声かけでメンタル面もサポートしてくれるので、孤独な受験勉強でも挫折しにくいのが特徴です。

まずは無料相談から
東大毎日塾では、現在無料の学習相談会を実施しています。さらに、サービスに自信があるからこその「14日間全額返金保証」も用意されています。「青チャートをどう進めればいいかわからない」「誰かに管理してほしい」と感じているなら、まずは一度プロに相談して、自分だけの合格ロードマップを作ってもらってみてはいかがでしょうか。それだけでも、目の前の霧が晴れるはずです。

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