青チャートの大学レベルは?到達偏差値と挫折しない使い方を解説

こんにちは。勉強攻略ドットコム、運営者の「K」です。

運営者アイコン
運営者情報
  • 東京大学 理科三類 現役合格
  • 受験指導歴6年の合格メソッド
当サイト『勉強攻略ドットコム』は、現役東大生が運営する受験生応援サイトです。

6年間の指導経験で培った合格メソッドと、自身の受験経験から得た「実践的な学習法」を発信しています。

多くの受験生が手に取る青チャートですが、実際にこの一冊でどの大学レベルまで到達できるのか、あるいは偏差値はどれくらい伸びるのか気になりますよね。ネットで検索すると「青チャートは終わらない」「難易度が高すぎる」といった不安な声も多く、自分には使いこなせないのではないかと心配になることもあるでしょう。また、具体的な使い方やどこまでやり込めば良いのかというゴールが見えないと、挫折してしまう可能性も高まります。この記事では、青チャートが対応できる大学の範囲や、挫折せずに実力を伸ばすための戦略について詳しく解説します。

  • 青チャートだけで到達可能な偏差値と対応する大学群が明確になる
  • 自分の志望校レベルに合わせた無駄のない学習手順がわかる
  • 挫折の原因となる「量」と「難易度」を克服する具体的な対策が学べる
  • 新課程入試や独学が厳しい場合の解決策についても理解できる
目次

青チャートで目指せる大学レベルの全体像

受験数学のバイブルとも言われる青チャートですが、その実力はどこまで通用するのでしょうか。ここでは、青チャートがカバーしている大学のレベル帯や、他の参考書との違い、そして学習の指針となるコンパスの使い方について、全体像を解説していきます。

青チャートだけでどこまで対応可能か

結論から言うと、青チャートを完璧に仕上げれば、地方国公立大学からMARCH、関関同立、さらには旧帝大の標準問題レベルまで十分に対応可能です。偏差値で言えば、記述模試で60〜65程度まではこの一冊で到達できるポテンシャルを持っています。

青チャートの強みは、その圧倒的な「網羅性」にあります。大学入試で出題される典型的なパターンのほとんどが収録されており、これらをすべて自分のものにできれば、入試標準レベルの問題で手も足も出ないということはまずなくなります。

ただし、東京大学や京都大学、国公立医学部といった最難関レベルを目指す場合、青チャートだけでは「合格最低点」には届いても、「合格者平均点」や「高得点」を取るにはもう一歩踏み込んだ演習が必要です。これらの大学では、典型問題を組み合わせる応用力や、見たことのない設定の問題に対する思考力が問われるため、青チャートで基礎体力をつけた後に、より実践的な問題集へと接続する必要があります。

ここがポイント
青チャートは「ゴール」ではなく、難関大合格のための最強の「土台」です。まずはこの土台を固めることが、どんな大学を目指すにしてもの最優先事項となります。

青チャートが難しいと感じる原因と対策

「青チャートを買ったけれど、難しくて進まない」「量が多すぎて終わる気がしない」と悩む受験生は非常に多いです。この原因の多くは、いきなり全ての問題を完璧に解こうとしていることにあります。

青チャートは辞書のような厚さがあり、掲載されている問題数も膨大です。最初から難しい練習問題やEXERCISEまで手を広げると、1単元終わるのに何日もかかり、途中で挫折してしまいます。また、解説が論理的で簡潔に書かれているため、数学が苦手な人にとっては「なぜその式変形になるのか」が読み取れず、難易度が高く感じられることがあります。

対策としては、まずは「基本例題」だけを一周するという方法が有効です。基本例題は教科書レベルから入試基礎レベルの重要な問題が厳選されており、これだけでもかなりの実力がつきます。難しい問題は一旦飛ばし、まずは全体像を把握することを優先しましょう。

到達レベルを示すコンパスの重要性

青チャートの各例題には、難易度を示す「コンパス」のマーク(1〜5)がついています。これを活用することで、自分の志望校に必要なレベルを見極めることができます。

コンパス難易度レベル到達目標大学
★1〜2教科書基本〜章末レベル日東駒専・共通テスト基礎
★3入試標準レベルMARCH・関関同立・地方国公立
★4〜5入試応用〜難問レベル早慶・旧帝大・医学部

このように、コンパスを見るだけで「今の自分に解けるべき問題か」「志望校合格に必須の問題か」が判断できます。数学が苦手な人は、まずコンパス3までを完璧にすることを目指してください。それだけで、中堅大学であれば十分合格圏内に入れます。

黄チャートやFocus Goldとの違いを解説

よく比較される「黄チャート」や「Focus Gold」との違いについても触れておきましょう。

黄チャートは、青チャートよりも基礎問題の比重が高く、解説もより丁寧な傾向があります。もしあなたが「教科書の内容も怪しい」「偏差値50未満」という状態なら、無理をして青チャートに挑むよりも、黄チャートを選んだ方が挫折のリスクは低いです。MARCHレベルまでなら、黄チャートを完璧にするだけでも十分に戦えます。

一方、Focus Gold(フォーカスゴールド)は、青チャートとレベル帯や網羅性はほぼ同じです。違いとしては、Focus Goldの方が「コラム」や「別解」が豊富で、より数学的な深みを追求できる構成になっています。学校でFocus Goldが配られているなら、あえて青チャートを買い直す必要はありません。どちらか一冊を信じてやり抜くことが重要です。

青チャートは何周すれば完璧になるのか

「何周すればいいですか?」という質問もよく受けますが、目安としては最低3周は必要だと考えてください。

  • 1周目:解けなくて当たり前。解説を読んで「理解する」ことに徹する。
  • 2周目:隠して自力で解いてみる。間違えた問題にチェックを入れる。
  • 3周目:チェックがついた問題を、問題文を見た瞬間に解法が浮かぶ「瞬殺」レベルまで仕上げる。

重要なのは「周回数」そのものではなく、「解けない問題がゼロになったか」です。5周しても解けない問題が残っていれば意味がありませんし、2周で全て完璧になればそれで卒業です。ただ漫然とページをめくるのではなく、「自力で再現できるか」を常に意識して取り組みましょう。

青チャートの大学レベル別・挫折しない使い方

青チャートは強力な武器ですが、使い方を間違えると重すぎて振り回されてしまいます。ここでは、志望校のレベルに合わせた賢い使い方や、学習計画の立て方、そして挫折しそうになった時の対処法について具体的に解説します。

志望校に合わせた例題の取捨選択

全ての受験生が、青チャートの全ての問題を解く必要はありません。志望校のレベルに応じて、やるべき問題を戦略的に取捨選択しましょう。

例えば、地方国公立大学やMARCH志望の場合、優先すべきは「基本例題」と「重要例題」のコンパス3までです。ここを完璧にするだけで、合格点に必要な基礎力は十分に身につきます。難易度の高い「演習例題」やコンパス5の問題は、過去問演習に入ってから必要に応じて戻ってくる程度で構いません。

逆に、東大・京大・医学部志望の場合は、「重要例題」と「演習例題」も含めたコンパス4〜5の問題が合否を分けるポイントになります。ただし、最初からこれらに手を出すと進まないので、まずはコンパス3までを一通り終わらせてから、2周目以降で難問にチャレンジするという段階的なアプローチがおすすめです。

青チャートの次にやるべき参考書

青チャートを「卒業」した後は、実践的な演習書でアウトプット力を鍛えます。目指すレベルによって、次のようなルートが一般的です。

【難関国公立・医学部向け】
『1対1対応の演習』や『やさしい理系数学』などがおすすめです。青チャートで身につけた解法パターンを、より高度な視点で使いこなす訓練ができます。

【MARCH・地方国公立向け】
『文系数学の良問プラチカ』や『国公立標準問題集 CanPass』などが適しています。実際の入試問題を使って、青チャートの知識をどう当てはめるかを練習しましょう。

補足
青チャートが終わった直後に過去問に入っても良いですが、分野ごとの演習不足を感じる場合は、上記のような問題集を挟むことでスムーズに接続できます。

挫折しないための効率的な学習計画

青チャートで挫折しないためには、無理のない計画作りが不可欠です。「1日10ページ進める!」といった無茶な目標は3日で破綻します。

おすすめは、「時間」ではなく「問題数」でノルマを決めることです。例えば、「平日は例題3問、休日は例題10問」というように、確実にこなせる量を設定します。また、解けなかった問題に悩みすぎず、5分考えてわからなければすぐに解説を見るという「スピード重視」の学習も、モチベーション維持には効果的です。

さらに、分厚い青チャートを持ち歩くのが億劫な場合は、カッターで分野ごとに分冊してしまうのも一つの手です。物理的に軽くすることで、心理的なハードルも下がります。

新課程の数学Cと統計分野への対応

新課程入試では、これまで数学Bや数学IIIに含まれていた「ベクトル」や「複素数平面」が数学Cに移行されました。また、数学Bの「統計的な推測」が共通テストで必須級の扱いになるなど、学習範囲に変化が生じています。

最新版の青チャートはこれらの新課程に完全対応しており、統計分野や数学Cの単元もしっかりと網羅されています。特に統計分野は、対策が手薄になりがちな部分ですが、青チャートの例題をしっかりこなしておけば、共通テストレベルの得点源にすることが可能です。古いチャートを持っている人は、新課程版への買い替えを強くおすすめします。

独学が厳しいなら個別指導も選択肢

ここまで青チャートの活用法をお伝えしてきましたが、それでも「一人で計画を立てて進める自信がない」「解説を読んでも理解できない」という方もいるでしょう。数学は積み重ねの教科なので、一度つまずくと独学での挽回が難しくなることもあります。

そんな時は、学習のペースメーカーとして個別指導を利用するのも賢い選択です。特におすすめなのが、「東大毎日塾」です。

東大毎日塾は、志望校合格から逆算した完全オーダーメイドの学習計画をもとに、現役の東大生メンターが毎日伴走してくれるオンライン個別指導塾です。受験を熟知した東大生が、「今は青チャートのどの問題をやるべきか」「次はどの参考書に進むべきか」を明確に指示してくれるため、迷いなく学習を進められます。

また、学習管理アプリを活用した日々の進捗管理や、24時間365日チャットで質問できる環境が整っているため、「わからない」を放置せずにその場で解決できます。無料の学習相談会や14日間の全額返金保証もあるので、独学に限界を感じているなら一度相談してみると良いでしょう。

最適な青チャートの大学レベル活用法

青チャートは、使いこなせば大学受験数学において最強の武器となります。重要なのは、自分の現在の実力と志望校のレベルを正しく把握し、必要な問題だけを重点的に学習することです。

「分厚いから無理」と諦める前に、まずはコンパス1〜2の基本例題から始めてみてください。その小さな積み重ねが、やがて難関大学合格という大きな成果につながるはずです。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次