青チャート いつから?高1高2高3別の最適時期と合格ルート

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青チャートをいつから始めるべきか、高1の段階から取り組むべきなのか、それとも高2や高3になってからでも間に合うのか、本当に悩みますよね。特に受験勉強が本格化する中で、あの分厚い参考書が終わらないという恐怖や、例題だけでいいのか、何周すれば身につくのかといった不安は尽きないものです。この記事では、そんなあなたの疑問を解消するために、学年や志望校に合わせた最適な開始時期と具体的な活用法についてお話しします。

  • 志望校と現在地で決まる開始リミットと最適なスケジュール
  • 新課程で必須となる数学Cへの対応と旧課程版のリスク
  • 挫折を防ぐために黄チャートを選ぶべき具体的な基準
  • 膨大な問題数を効率的に消化するための間引き勉強法
目次

青チャートはいつから?志望校で決まる開始時期

「青チャートはいつから始めればいいですか?」という質問をよく受けますが、実はこれに対する正解は一つではありません。あなたの現在の学力、目指している志望校、そして残された時間によって、ベストなタイミングは全く異なるからです。ここでは、青チャートのレベル感を正しく理解した上で、学年別にどのような戦略で取り組むべきか、具体的なスケジュールとともに解説していきます。

まず知るべき青チャートの難易度とレベル

まず大前提として、青チャート(チャート式 基礎からの数学)は、決して「基礎」だけの参考書ではありません。名前に「基礎からの」とありますが、これは「教科書レベルの基礎から、難関大入試の基礎(=標準問題)まで」を網羅しているという意味です。

具体的には、旧帝大、早慶、MARCH上位、地方国公立大学を目指す受験生にとっての「標準規格」と言えます。到達レベルとしては、例題を完璧にするだけで偏差値60〜65程度までは十分に狙えます。逆に言えば、日東駒専や産近甲龍、共通テストでの平均点確保を目指すレベルであれば、青チャートは明らかにオーバーワークです。

青チャートの難易度指標(コンパスマーク)

  • コンパス1〜2:教科書の例題・練習問題レベル(基礎)
  • コンパス3:共通テスト〜中堅私大レベル(入試標準)
  • コンパス4〜5:難関国公立・上位私大レベル(入試応用)

多くの人が挫折するのは、この「コンパス4〜5」の壁です。いつから始めるかを考える前に、まずは自分の志望校がこのレベルを求めているかを冷静に見極める必要があります。

黄チャートとの違いは?自分に合うのはどっち

「青チャートか黄チャートか」で迷う人は非常に多いですが、私の結論はシンプルです。「迷うくらいなら黄チャートにしておけ」です。

実は、新課程版における青チャートと黄チャートの収録問題は、約90%が重複しているというデータがあります。青チャートの「基本例題」の多くは黄チャートにも載っており、青チャートの「重要例題」の一部が黄チャートの「EXERCISES」に入っている、といった構成の違いに過ぎません。

項目青チャート黄チャート
対象レベル難関国公立・早慶地方国公立・MARCH・共通テスト
到達偏差値65以上55〜60
解説の質簡潔・スマート丁寧・途中式が詳しい

もし現在の数学の偏差値が55未満であれば、無理に青チャートに手を出すよりも、解説が丁寧な黄チャートを完璧にする方が、結果的に成績の伸びは早くなります。「青チャートを持っていないと恥ずかしい」という見栄は捨てて、実利を取りましょう。

注意!青チャートの新課程と旧課程の差

これから青チャートを購入しようとしている人が絶対に注意しなければならないのが、2022年度入学の高校1年生から適用されている「新課程」への対応です。中古ショップや先輩から譲り受けた古い青チャートを使うのは非常に危険です。

新課程版での主な変更点(数学Cの復活)

旧課程では「数学B」に含まれていた「ベクトル」が、新課程では「数学C」に移行しています。また、「数学B」には新たに「統計的な推測」が必須級の単元として組み込まれました。

つまり、古い「青チャート数学II+B」を買っても、理系・文系問わず入試で頻出の「ベクトル」が載っていない、あるいは範囲がズレているという事態に陥ります。必ず書店で「新課程」と明記された最新版を手に入れてください。数千円をケチって受験勉強の効率を落とすのは、最も避けるべきことです。

高1から?高2から?学年別の理想スケジュール

では、具体的にいつから始めるのが理想なのでしょうか。学年ごとの「王道ルート」を紹介します。

【高1・高2春】難関大を目指すなら「今すぐ」

東大や医学部、難関国立大を目指すなら、高1の入学直後から学校の授業に合わせて進めるのがベストです。この時期なら、定期テスト対策を兼ねて「基本例題」と「重要例題」をじっくり解く時間が確保できます。高2の終わりまでに数学I+A+II+B+Cを一通り終えていれば、高3の1年間を過去問演習などの「実戦練習」にフルに使うことができ、合格確率は飛躍的に高まります。

【高2夏〜冬】MARCH・地方国公立志望の「標準」

部活などで忙しい場合でも、遅くとも高2の夏休みにはスタートしたいところです。まずは数学I+Aのコンパス3までを完璧にし、高2の冬休み明けまでに数学II+Bの基礎を固めるスケジュール感です。ここで遅れると、高3になってから理科や社会の勉強時間を圧迫することになります。

高3で間に合わない?逆転合格の秘策

「高3の春だけど、まだ青チャートに手をつけていない」という人もいるでしょう。正直に言いますが、ここから全問を解こうとすると確実にパンクします。青チャート(I+A+II+B+C)の例題数は合計で1,000題を超えます。1日3題解いても1年かかります。

しかし、諦めるのはまだ早いです。高3からスタートする場合は、以下の「非常事態宣言ルート」を採用してください。

高3からの「間引き」戦略

  • コンパス1〜2は飛ばす:教科書レベルが怪しいなら、そもそも青チャートを使うべきではありません。
  • 練習問題はやらない:「例題」のみに絞って周回します。
  • 解法暗記に徹する:3分考えて分からなければすぐに答えを見て、解法プロセスを理解・暗記します。

この方法であれば、1日10題ペースで進めることも物理的に可能です。時間は待ってくれません。「全部やる」ことよりも「合格に必要な問題を拾う」ことに集中しましょう。

青チャートはいつから、どう使う?挫折しない方法

開始時期と同じくらい重要なのが、「どう使うか」です。青チャートは武器にもなれば、その重さで自分を潰す重りにもなります。ここでは、途中で投げ出さずに最後までやり遂げるための具体的なテクニックと、多くの受験生が陥りがちな落とし穴について解説します。

終わらないを防ぐ効率的な使い方とは

青チャートが終わらない最大の原因は、「真面目すぎること」です。ノートに綺麗に図を描き、計算過程をすべて書き写し、分からない問題で30分も悩み続ける…これでは何年あっても終わりません。

効率的な使い方の鉄則は、「書く時間を減らし、考える時間を増やす」ことです。特に1周目は、問題を解くことよりも「問題の全体像を把握すること」を優先しましょう。計算用紙には要点や式変形のポイントだけを殴り書きし、答え合わせの回転率を上げてください。極端な話、電車の中で解答を「読む」だけでも、立派な青チャートの学習になります。

例題だけでいい?何周するのがベスト?

結論から言うと、「まずは例題だけでOK」です。青チャートの下に載っている練習問題や、巻末のEXERCISESは、例題が完璧になってから手を出せば十分です。例題だけでも入試に必要なパターンの9割は網羅されています。

周回数については、「最低3周」を目安にしてください。

  • 1周目:解ける問題と解けない問題を仕分ける(解けなかった問題に×をつける)。
  • 2周目:×がついた問題だけを解き直す。
  • 3周目:さらに残った×の問題を、誰かに説明できるレベルまで仕上げる。

この「フィルタリング」を行うことで、周回するごとに解くべき問題数が減り、短時間で復習ができるようになります。

独学は危険?挫折する人の3つの共通点

私は多くの受験生を見てきましたが、青チャートで挫折する人には明確な共通点があります。

  1. 完璧主義:最初から全問正解しようとし、コンパス1つでも詰まるとやる気を失う。
  2. 計画倒れ:「1日5題」と決めても、部活や行事で一度崩れると修正できずにフェードアウトする。
  3. 孤独:分からない問題があったときに質問できる相手がおらず、疑問を放置したまま進んでしまう。

特に数学は、一度つまずくと自力でリカバリーするのが難しい科目です。「分からない」が積み重なると、やがて「数学そのものが嫌い」になってしまいます。

東大生が教える計画倒れしない進捗管理術

計画倒れを防ぐために最も効果的なのは、「逆算思考」です。「今日何をやるか」ではなく、「入試本番までに何ができるようになっていなければならないか」から逆算して、今月の目標、今週の目標、今日の目標を落とし込んでいく必要があります。

しかし、これを自分一人でやるのは至難の業です。そこでおすすめしたいのが、自分専用のコーチをつけることです。例えば、東大毎日塾のようなオンライン個別指導塾では、受験を極めた東大生メンターが、あなたの志望校合格から逆算した完全オーダーメイドの学習計画を立ててくれます。

「今日はここまで進めよう」「遅れているならここを削ろう」といった具体的な指示が毎日もらえるため、迷う時間がゼロになります。自分で管理するのが苦手な人にとって、これほど強力な環境はありません。

相談できる環境が合格への最短ルート

青チャートを進めていると、解説を読んでも理解できない箇所が必ず出てきます。そんな時、あなたはどうしますか?学校の先生に聞きに行きますか?それとも、ネットで検索して時間を浪費しますか?

疑問をその場で解決できる環境があるかどうかで、学習効率は桁違いに変わります。先ほど触れた東大毎日塾なら、24時間365日、チャットでいつでも質問し放題です。勉強の内容だけでなく、「このペースで間に合うか不安」といったメンタル面の相談にも乗ってもらえます。

伴走者がいるメリット

「監視」されるのではなく、「伴走」してもらうことで、サボり癖のある人でも学習を継続しやすくなります。学習管理アプリを通じた毎日の声かけは、孤独な受験勉強における大きな支えとなるはずです。

青チャートをいつから始めるかより大事なこと

最後に、これだけは伝えておきたいことがあります。それは、「青チャートをいつから始めるか」よりも、「今日から何を変えるか」の方が遥かに重要だということです。

「高1からやっておけばよかった」と後悔しても時間は戻りません。しかし、今日から正しいやり方で、正しい計画のもとで勉強を始めれば、未来は確実に変わります。青チャートはあくまでツールです。そのツールを使いこなし、志望校合格というゴールに辿り着くための「戦略」と「環境」を整えることこそが、今のあなたに必要なアクションです。

もし、今の学習計画に少しでも不安があるなら、プロの力を借りることも検討してみてください。無料の学習相談会や全額返金保証など、リスクなく試せる機会を活用して、最短ルートで合格を掴み取りましょう。

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