共通テスト英語で9割取る勉強法と時間配分

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共通テスト英語は、80分で約5,600語もの英文を読みこなすリーディングと、後半は1回しか読み上げられないリスニングの2本立てです。「時間が足りない」「リスニングが全然伸びない」と悩んでいる受験生は非常に多いのではないでしょうか。

私は6年間の指導を通じて、共通テスト英語で9割を突破した生徒を何人も見てきました。彼らに共通しているのは、特別な才能ではなく「正しい順番で、正しい対策を積み重ねた」ということです。逆に、やみくもに過去問を解くだけで伸び悩んでしまうケースも数多く目にしてきました。

この記事では、共通テスト英語で9割(180点/200点)を取るための勉強法を、試験の全体像から具体的な対策法、時期別の学習計画まで徹底的に解説します。今の得点が5割でも7割でも、正しいステップを踏めば9割は射程圏内です。

  • 共通テスト英語の配点・大問構成と9割のレベル感
  • リーディングの大問別攻略法と80分の時間配分
  • リスニングのシャドーイング対策と先読みテクニック
  • 時期別の学習計画と直前期の過ごし方
目次

共通テスト英語の全体像と9割のレベル感

まずは共通テスト英語の基本情報を正確に押さえましょう。配点・大問構成・必要な語彙力を理解しておくことが、効率的な対策の第一歩です。

配点と大問構成・試験時間まとめ

共通テスト英語はリーディング100点+リスニング100点の200点満点です。センター試験時代のリーディング200点・リスニング50点(4:1)から大きく変わり、リスニングの比重が格段に増しています。

リーディング(80分・100点)

2025年度の新課程から大問数が6題→8題に変更されました。全問が長文読解で、発音・アクセント問題や文法の単独問題は出題されません。設問もすべて英語で書かれています。

大問配点語数目安内容難易度
第1問6点約180語短文読解(チラシ・広告・SNS等)
第2問12点約350語実用文+図表の読み取り易〜標準
第3問9点約270語日常的な話題の短い英文易〜標準
第4問12点約340語メール・手紙のやり取り標準
第5問15点約560語論説文・エッセイ(図表あり)標準〜やや難
第6問15点約640語論説文・評論やや難
第7問14点約610語複数資料の読み比べ・統合やや難〜難
第8問17点約710語長文読解+資料統合・要約

注目すべきは後半4問(第5〜8問)で61点と、全体の6割以上の配点が集中している点です。前半をスピーディに処理して後半にしっかり時間を残す戦略が不可欠です。

リスニング(60分・100点)

大問配点読み上げ回数内容
第1問25点2回短い発話の内容一致・イラスト選択
第2問16点2回短い対話とイラスト選択
第3問18点1回短い対話の内容について解答
第4問12点1回長い発話・図表完成・条件整理
第5問15点1回講義を聞いてワークシート完成
第6問14点1回複数人の対話・長い講義

第1問・第2問は2回読み上げで比較的得点しやすく、合計41点分あります。ここで確実に満点近くを取ることが9割達成のカギです。第3問以降は1回しか読み上げられないため、「先読み」と「集中力」が勝負を分けます。

大学によってリーディングとリスニングの配点比率は異なります。東大は7:3、多くの旧帝大は3:1に圧縮されます。志望校の募集要項で必ず確認してください。東大のように共通テスト英語の比率が低い大学では、共通テスト対策に時間をかけすぎないバランス感覚も大切です。

9割に必要な英語力と偏差値の目安

共通テスト英語のR+L合計で180点(9割)は、平均点が約117〜119点であることを踏まえると、偏差値68〜72相当の高い水準です。簡単には届かない得点ですが、正しい対策を続ければ到達可能なラインでもあります。

志望校共通テスト英語の目安得点
東大 理科三類185〜190点以上
東大 理科一類・文科一類175〜185点
国公立 医学部175〜185点
旧帝大(非医学部)165〜175点
早慶(共テ利用)180〜190点

9割に必要な語彙力は約6,000〜7,000語で、英検準1級レベルに相当します。2025年度以降の新課程では、CEFR B1〜B2レベルの学術的な語彙も増えているため、単語帳だけでなく長文の中で語彙を定着させることが重要です。

また、リーディングでは80分で約5,600語を処理する必要があるため、1分間に150語以上(WPM150)で読めるスピードが求められます。高校生の平均WPMは約75と言われており、単純計算で2倍の速度が必要です。

センター試験からの主な変更点

保護者の方の中には「自分の受験時代」のイメージで共通テスト英語を捉えている方もいるかもしれません。センター試験と共通テストでは、出題形式が大きく変わっています。

項目センター試験共通テスト
リーディング配点200点100点
リスニング配点50点100点
R:L比率4:11:1
発音・アクセント問題あり廃止
文法単独問題あり廃止
設問の言語日本語すべて英語
総語数約4,200語約5,600語
リスニング読み上げ全問2回後半は1回のみ

最大の変化は「全問読解型」になったことです。知識問題で点を稼ぐことができなくなり、英文を速く正確に読む力とリスニング力の両方が問われるようになりました。さらに、実用的な場面設定(メール・広告・講義ノートなど)が多く、複数の情報源を統合して判断する力も求められます。

共通テスト英語で9割取る科目別対策と時間配分

ここからは、リーディングとリスニングそれぞれの具体的な対策法を解説します。6年間の指導で効果が実証された方法を中心にまとめました。

リーディングの大問別攻略法と時間配分

リーディング80分の使い方は、9割を取れるかどうかの最大の分かれ目です。以下の時間配分を目安にしてください。

大問推奨時間累計配点攻略のポイント
第1問4分4分6点即答。短文なので迷わない
第2問7分11分12点図表と本文を素早く照合
第3問5分16分9点テンポよく読み進める
第4問7分23分12点メールの時系列を整理
第5問12分35分15点ここから精読モードに切替
第6問12分47分15点段落ごとの要旨を把握
第7問14分61分14点複数資料の共通点・相違点を整理
第8問14分75分17点最高配点。最も丁寧に
見直し5分80分マークミスの確認

チェックポイント:第4問が終わった時点で23分以内なら順調です。ここで後半に57分を確保できれば、配点61点分の大問にじっくり取り組めます。1つの大問で目安時間を2分以上オーバーしたら、その時点でベストな解答を選んで先に進みましょう。

大問別のコツとしては、前半(第1〜4問)では「設問→本文」の順で読み、必要な情報だけをピンポイントで拾う「スキャニング」が有効です。一方、後半(第5〜8問)では各段落の1文目に注目して全体構造を掴む「スキミング」を行い、その後に設問に取り組みます。

私が指導してきた生徒の中で9割を安定して取れるようになった人たちは、全員が「前半は情報処理、後半は精読」というギアチェンジを明確に意識していました。前半で時間を使いすぎて後半が雑になるパターンは、8割で頭打ちになる最大の原因です。

速読力を鍛える音読トレーニング

共通テスト英語のリーディングで9割を取るには、WPM150以上の速読力が必要です。「英語を英語の語順のまま理解する力」を鍛えることが速読の本質であり、そのための最も効果的な方法が音読トレーニングです。

速読力を上げる3つのトレーニング

  • 音読:共通テスト過去問の長文を毎日10〜15分音読する。1回目はゆっくり内容を確認しながら、2回目以降はスピードを上げていく。同じ文章を繰り返し読むことで「英語のまま理解する回路」ができる
  • スラッシュリーディング:意味のかたまりごとにスラッシュを入れて読む練習。返り読みの癖を矯正し、左から右に読み進める力を鍛える
  • 多読:自分のレベルより少しやさしい英文を大量に読む。辞書を引かずに読み通すことで、推測力と読解スピードの両方が向上する

私自身は受験期に「速読英単語 上級編」を音読素材としても活用していました。単語を覚えながら長文を読むスピードも鍛えられるため、一石二鳥の教材です。また語彙力の土台として「鉄壁」を使い、約6,000語レベルの語彙を固めました。

WPMの計測方法は簡単です。過去問の長文を読んだ時間(秒)を記録し、「語数÷読んだ秒数×60」で算出できます。毎週1回計測して成長を実感することで、モチベーション維持にもつながります。

リスニングの勉強法と先読み戦略

共通テスト英語のリスニングは100点満点で、合計点の半分を占めます。リスニング対策を後回しにすると9割には絶対に届きません。毎日15分でもいいので、耳を英語に慣らす習慣を早い段階から作りましょう。

シャドーイングの手順

リスニング力を効率的に上げる最強のトレーニングがシャドーイングです。以下の手順で進めてください。

  1. 音声を1回通しで聞く(内容の大まかな把握)
  2. スクリプトを見ながら音声を聞き、意味を確認する
  3. スクリプトを見ながらオーバーラッピング(音声と同時に発声)を3〜5回
  4. スクリプトを見ずにシャドーイング(音声から1〜2語遅れて復唱)を繰り返す
  5. 最終確認:スクリプトなしで完全に理解できるかチェック

教材は共通テスト過去問のリスニング音声がベストです。本番と同じ形式・スピード・アクセントで練習できるため、最も実戦的なトレーニングになります。

先読みテクニック

リスニングで高得点を取る人は、音声が流れる前に選択肢や図表に目を通す「先読み」を徹底しています。先読みのポイントは以下の通りです。

  • 問題用紙が配られたら、第1問から順にイラスト・選択肢をざっと確認する
  • 選択肢の違い(数値・場所・時間など)に注目し、「何を聞き取ればいいか」を絞り込む
  • 1回読みの第3問以降は特に重要。音声が流れる前の「間(ま)」を最大限活用する
  • 聞き逃した問題はすぐに忘れて次に集中する。引きずると連鎖的に失点する

2025年度以降、アメリカ英語だけでなくイギリス英語や非ネイティブ話者の音声も出題されています。BBC News、TED Talks、Podcastなど多様な英語に日頃から触れておくと本番で焦りません。

リスニング対策に限らず、スタディサプリの共通テスト対策講座では、リーディング・リスニング両方の実戦的な解法をプロ講師が解説しています。私自身、受験期にスタディサプリの高3トップレベル英語<文法編>を受講しましたが、関正生先生の「なぜそうなるのか」まで踏み込んだ解説は、文法の本質理解に非常に役立ちました。共通テスト対策講座も同様に、出題傾向を踏まえた実戦的な内容になっています。

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おすすめ参考書と過去問の使い方

共通テスト英語で9割を取るための参考書を、レベル別に整理しました。大切なのは「何冊もやる」ことではなく、1冊を完璧にしてから次に進むことです。

レベル別おすすめ参考書

現在の得点やるべきことおすすめ教材
5〜6割語彙・文法の基礎固めシステム英単語 or ターゲット1900、スタディサプリ基礎英文法
6〜7割英文解釈+長文演習英文和訳演習(入門〜中級編)、英語長文ポラリス1
7〜8割共テ形式の実戦演習河合塾「共通テスト総合問題集(黒本)」、1カ月で攻略!共通テスト英語リーディング
8割〜仕上げ+二次レベルの読解力共通テスト過去問+追試験、駿台実戦問題集、速読英単語上級編

過去問の使い方

過去問演習は共通テスト対策の要です。以下の手順で取り組んでください。

  1. 本番と同じ80分(リーディング)or 30分(リスニング)で時間を計って解く
  2. 採点後、間違えた問題の原因を分析する(語彙不足?時間不足?読解ミス?)
  3. 知らなかった単語・表現をノートに記録し、翌日に復習する
  4. リーディングの本文を音読する(速読力トレーニングも兼ねる)
  5. リスニングは音声のスクリプトを確認し、シャドーイング素材にする
  6. 2週間後に同じ年度を再度解き、満点が取れるか確認する

過去問は本試験5年分以上+追試験が目安です。共通テストは歴史が浅いため、河合塾・駿台・Z会の予想問題集も併用してください。本格的な過去問演習は9〜10月からでOKですが、高2の冬に1年分だけ試しに解いて「現在地の把握」をしておくと、その後の計画が立てやすくなります。

なお、英語全体の学習ロードマップについては「医学部や東大に合格するための大学受験 英語学習ロードマップ」の記事で詳しくまとめていますので、二次試験対策も含めた全体像を知りたい方は参考にしてください。

共通テスト英語9割を安定させる学習計画

対策法がわかっても、いつ何をやるかが決まっていないと実行に移せません。時期別の学習スケジュールと、直前期の過ごし方を具体的に紹介します。

時期別の学習スケジュール

時期目標やること
高2冬〜高3春
(1〜4月)
模試で6割安定単語帳1冊を完成(1日50〜100語)。文法を一通り学習。毎日15分のリスニング習慣を開始
高3夏
(5〜8月)
模試で7〜8割毎日1長文の演習+音読。共テ形式の問題に週1〜2回取り組む。シャドーイング開始
高3秋
(9〜11月)
模試で8割安定過去問演習を本格開始(本試5年分以上)。弱点の大問を集中対策。80分通しの演習を週2回
直前期
(12〜1月)
本番で9割予想問題パックで本番シミュレーション。毎日英語に触れて感覚を維持。リスニングは1.25倍速練習

このスケジュールはあくまで標準的な目安です。実際には、今の英語力・志望校・他科目とのバランスによって最適な計画は一人ひとり異なります。

6年間の指導で痛感しているのは、「自分に合った学習計画を立てられるかどうか」が合否を大きく左右するということです。参考書や勉強法の情報はネット上にあふれていますが、「今の自分にはどれが最適か」を正しく判断するのは簡単ではありません。

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直前期の過ごし方とメンタル管理

12月〜1月の直前期は、共通テスト対策をメインに据える時期です。以下の1日の過ごし方を参考にしてください。

  • 午前:共テ過去問or予想問題を1回分、本番と同じ時間帯で通し演習(リーディング80分+リスニング30分)
  • 午後前半:午前の復習。間違えた問題の原因分析、知らなかった単語の確認、リスニングのスクリプト確認→音読
  • 午後後半〜夜:他科目の共テ対策。二次試験対策は最低限の維持のみ
  • 毎日必ず:英語の長文に触れる+リスニング音声を聞く(耳を慣らし続ける)

メンタル管理のコツ

直前期に最も大切なのは、焦りに振り回されないことです。

  • 模試の結果に一喜一憂しない。模試は本番より難しく作られていることが多く、「模試で7割→本番8割5分」という逆転はよく起きる
  • できなかった問題を確実にできるようにする、というシンプルな方針に集中する
  • リスニングで聞き逃しても、その問題は忘れて次に切り替える練習を日頃からしておく
  • 1科目で失敗しても引きずらない「切り替え力」は、通し演習を重ねることで身につく

直前期は「新しいことを始める」のではなく「やってきたことの精度を上げる」時期です。新しい参考書に手を出すのは逆効果。今まで使ってきた教材の復習と過去問演習に集中しましょう。

まとめ:共通テスト英語で9割を目指すあなたへ

共通テスト英語で9割を取るために押さえておくべきポイントを整理します。

  • リーディングは前半4問を23分以内で処理し、配点の大きい後半に時間を残す
  • 速読力の基準はWPM150以上。音読・スラッシュリーディング・多読で鍛える
  • リスニングは毎日の習慣化が命。シャドーイングと先読みを徹底する
  • 語彙力は6,000〜7,000語(英検準1級レベル)を目標に単語帳+長文で定着
  • 過去問は5年分以上を本番形式で演習し、必ず原因分析と音読をセットで行う
  • 時期ごとに「基礎固め→演習→仕上げ」の段階を踏み、直前期は精度を上げることに集中

共通テスト英語の9割は、正しい方法で継続すれば確実に手が届く目標です。この記事で紹介した対策法を一つずつ実践していけば、必ず結果はついてきます。

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共通テストまでの限られた時間を最大限に活かして、目標の9割を掴み取ってください。応援しています。

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