スタディサプリ化学の評判は?坂田薫の講座を東大合格者が徹底解説

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「スタディサプリの化学講座って実際どうなの?」「坂田薫先生の評判は?わかりにくいって声もあるけど本当?」「スタサプの化学だけで大学受験は足りるの?」。こうした疑問を抱えている受験生は多いのではないでしょうか。

私は東大理三に現役合格する過程で、スタディサプリの高3化学講座を理論編から無機編、有機編まで実際に受講しました。正直に言うと、受講前は「定期テストレベルの問題は解けるけど、本質的にはよく理解できていない」という状態でした。それが坂田薫先生の講義を通じて、化学の根本的な理屈を理解できるようになり、その後のセミナー化学、化学重要問題集、化学の新演習へとスムーズに接続できました。

この記事では、スタディサプリ化学の評判と坂田薫先生の授業の特徴を、私自身の受講体験と6年間の指導経験をもとに徹底解説します。どのレベルの講座を選ぶべきか、問題集とどう併用すればいいかまで、具体的にお伝えします。

  • 坂田薫先生の経歴と「暗記を解放する」授業の特徴
  • スタディサプリ化学の講座構成とレベル別の選び方
  • 偏差値帯別のおすすめ受講ルートと問題集との併用法
  • スタサプ化学だけでは足りない場面と具体的な対策
目次

スタディサプリ化学の評判と坂田薫先生の授業の特徴

まずは、スタディサプリ化学を担当する坂田薫先生の経歴や授業スタイル、そして受講者の評判について詳しく見ていきましょう。

坂田薫先生の経歴と授業スタイル

坂田薫先生は、スタディサプリの化学講座を全レベル・全分野にわたって一人で担当している講師です。河合塾や北九州予備校での指導経験を持ち、現在はスタディサプリと駿台予備校で教壇に立っています。

坂田先生の最大の特徴は、「暗記化学を解放する」という指導方針です。化学は暗記科目だと思われがちですが、坂田先生の授業では「なぜそうなるのか」という本質的な理屈を丁寧に解説してくれます。そのため、丸暗記に頼らなくても理解が深まり、結果として暗記すべき量が大幅に減るのです。

授業中は図やイラストを多用し、日常生活の具体例と結びつけて説明してくれるため、抽象的な化学の概念がイメージしやすくなります。また、覚えにくい事項にはオリジナルのゴロ合わせを使うなど、記憶に残りやすい工夫も随所にあります。

著書も多数出版しており、『坂田薫のスタンダード化学』シリーズ(理論・無機・有機の3冊、技術評論社)をはじめ、『化学基礎が驚くほど身につく25講』(文英堂)、『化学の基本&解法が面白いほど身につく本』(KADOKAWA)など、30作品以上を刊行しています。参考書の執筆力がそのまま授業のわかりやすさに反映されている講師と言えるでしょう。

坂田薫先生の授業の特徴まとめ

  • 「暗記化学を解放するマドンナ」の異名を持つ
  • 「なぜそうなるのか」の本質理解を重視し、暗記量を最小限にする
  • 図解・日常生活の具体例・ゴロ合わせで記憶に残りやすい
  • 河合塾・駿台でも指導経験があり、著書は30作品以上

スタディサプリ化学の良い評判と口コミ

スタディサプリ化学の口コミを見ると、圧倒的に多いのは「坂田先生の授業がわかりやすい」という評価です。特に化学が苦手だった受験生からの支持が厚い傾向があります。

Yahoo知恵袋やSNSでは、「坂田先生の有機化学で東大に受かりました」「テストの成績が50点から96点に上がった」「化学が得意科目になった」といった声が多く見つかります。私の6年間の指導経験でも、スタサプ化学を起点にして化学の成績を大きく伸ばした生徒を何人も見てきました。

特に評価が高いのは以下の点です。

  • 暗記に頼らない説明:丸暗記ではなく「なぜそうなるか」を理解できるので、初見の問題にも対応できるようになる
  • コストパフォーマンス:月額2,178円(12か月一括払いで月あたり1,815円)で化学だけでなく全科目の講座が見放題
  • 繰り返し視聴の自由度:理解できるまで何度でも見返せる。倍速再生にも対応しており、2回目以降の復習が効率的
  • 初学者でも安心:ベーシックレベルから段階的に学べるため、化学ゼロの状態からでも始められる

私自身も受講してみて、特に理論化学の「mol計算」や「化学平衡」の解説は、学校の授業では理解しきれなかった部分が一気にクリアになった記憶があります。「暗記ではなく理解で解ける」という体験が得られたのは、坂田先生の講義のおかげでした。

「わかりにくい」という評判の真相

一方で、「スタディサプリの化学はわかりにくい」「坂田薫先生の授業がついていけない」という声も、少数ですが見つかります。これは本当なのでしょうか。

実際に口コミを調べると、「わかりにくい」と感じている人には共通するパターンがあります。

パターン1:前提知識ゼロでいきなり受講した

化学を全く習ったことがない状態で、スタンダードレベルやトップ&ハイレベルの講座に飛び込んでしまうケースです。坂田先生の講座は初学者向けの「ベーシックレベル」から用意されているので、自分のレベルに合った講座から始めることが大切です。

パターン2:テキストなしで流し見した

スマホで動画を流し見するだけでは、化学の内容は定着しません。坂田先生はテキストに沿って授業を進めるため、テキストを手元に用意して書き込みながら受講することが前提になっています。

パターン3:動画を見ただけで問題を解かなかった

「動画を見たらわかった気になったけど、問題を解くと全然できない」というのは、映像授業でありがちな失敗です。これはスタサプの問題ではなく、学習方法の問題です。授業で「理解」した後に、問題集で「定着」させるステップが不可欠です。

「わかりにくい」と感じたら確認すべきこと

  • 自分のレベルに合った講座を選んでいるか(迷ったらスタンダードから)
  • テキストを手元に用意して受講しているか
  • 授業後に確認問題や問題集で演習しているか
  • 一時停止・巻き戻しを活用しているか(倍速で聞き飛ばしていないか)

結論として、坂田先生の授業そのものの質は非常に高いです。「わかりにくい」と感じる場合は、講座のレベル選びか学習方法に原因があることがほとんどです。

スタディサプリ化学の講座構成とレベル

スタディサプリの化学講座は、坂田薫先生が全レベル・全分野を一人で担当しています。講座のラインナップは以下の通りです。

講座名講義数対象レベル分野
ベーシックレベル化学基礎全24講初学者・文系化学基礎全範囲
ベーシックレベル化学全25講初学者・定期テスト化学全範囲
高3 スタンダードレベル化学<理論編>全24講基本~標準理論化学
高3 化学<無機編>全12講全レベル共通無機化学
高3 スタンダードレベル化学<有機編>全22講基本~標準有機化学
高3 トップ&ハイレベル化学<理論編>全48講難関大向け理論化学
高3 トップ&ハイレベル化学<有機編>全27講難関大向け有機化学
共通テスト対策講座 化学基礎共テ対策化学基礎
共通テスト対策講座 化学共テ対策化学

注目すべきポイントは、無機編はレベル分けがなく、全レベル共通の1講座(全12講)のみという点です。大学入試の二次試験で100%無機化学の問題が出ることは少ないため、合理的にコンパクトにまとめられています。

また、東京大学・京都大学向けの志望校対策講座(化学)も用意されており、最難関大学を目指す受験生にも対応しています。

自分に合ったレベルの選び方

講座が多いと「どれから始めればいいの?」と迷うかもしれません。私の受講経験と指導経験を踏まえて、レベルの選び方を整理します。

あなたの状態おすすめの開始レベル
化学を全く習ったことがないベーシックレベル化学
学校で習っているが理解が追いつかないスタンダードレベル化学
基礎は理解できているが応用が弱いトップ&ハイレベル化学
文系で化学基礎のみ必要ベーシックレベル化学基礎

迷ったら「スタンダードレベル化学<理論編>」から始めるのが最も安全です。この講座は予習不要で基礎から丁寧に説明してくれるため、初学に近い人でもついていけます。逆に、内容が簡単すぎると感じたらトップ&ハイレベルに切り替えればいいだけです。

受講の順番は、必ず「理論 → 無機 → 有機」の順で進めてください。理論化学はすべての土台です。mol計算や化学反応式の量的関係、化学平衡といった概念は、無機・有機を学ぶための前提知識になります。理論を飛ばして無機や有機に入ると、理解が表面的なものにとどまり、後で必ず行き詰まります。

私自身もスタサプの化学講座を「理論→無機→有機」の順で受講しました。特に理論編で化学の根本的な考え方が身についたことで、その後の無機・有機がスムーズに理解できました。

スタディサプリは14日間の無料体験があるので、まずは自分のレベルに合うかどうかを実際の講義で確かめてみるのがおすすめです。

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スタディサプリ化学の使い方と参考書併用ルート

ここからは、スタディサプリ化学の具体的な使い方と、問題集との併用方法を解説します。スタサプは優れたインプット教材ですが、これだけでは演習量が足りません。問題集と組み合わせることで、初めて受験に通用する実力がつきます。

偏差値帯別おすすめ受講ルート

6年間の指導経験をもとに、偏差値帯別のおすすめ受講ルートをまとめました。

偏差値40台(化学が苦手・初学者)

まずはスタディサプリのベーシックレベル化学で基礎概念をしっかり理解することが最優先です。並行してセミナー化学の基本問題を解き、「理解→演習」のサイクルを回してください。この段階では難しい問題に手を出す必要はありません。教科書レベルの内容を確実に理解することに集中しましょう。

偏差値50台(基礎は分かるが応用が苦手)

スタンダードレベル化学(理論→無機→有機)を受講しながら、セミナー化学の発展問題まで解き進めましょう。スタンダードレベルの講座は基本問題レベルから始まるので、苦手分野の理解を固め直すのにも適しています。

偏差値60台(応用力を伸ばしたい)

トップ&ハイレベル化学に進みましょう。ここでは実際の入試問題レベルの内容を扱うため、計算問題や記述問題への対応力が鍛えられます。並行して化学重要問題集のA問題・B問題に取り組むのが効果的です。

偏差値70以上(最難関大を目指す)

スタディサプリは必要に応じた復習ツールとして活用しつつ、化学の新演習や志望校の過去問演習に注力する段階です。私自身も化学の新演習まで仕上げて東大理三に臨みました。ここまで来ると、スタサプの役割は「忘れかけた分野の復習」がメインになります。

志望校タイプ別のポイント

  • 共通テストのみ(文系):ベーシック化学基礎 → 共通テスト対策講座でOK
  • 二次試験あり(旧帝大・早慶など):スタンダード → トップ&ハイ → 重要問題集(約6〜9か月)
  • 医学部志望:スタンダード → トップ&ハイ → 重要問題集 → 新演習(約9〜12か月)

問題集との具体的な併用法

スタディサプリはあくまで「インプット教材(理解用)」です。受験で得点するためには、問題集による「アウトプット(演習)」が絶対に必要です。

私が東大理三に合格するまでに使った化学の教材ルートは、以下の通りです。

段階映像授業(スタサプ)問題集到達レベル
基礎理解スタンダードレベルセミナー化学(学校配布)偏差値55〜60
標準演習トップ&ハイレベル化学重要問題集偏差値60〜67
難関大演習(復習用)化学の新演習偏差値67以上

ここで大切なのは、「全範囲を見終えてから問題集に取り組む」のではなく、「1単元受講 → 即演習」のサイクルを回すということです。例えば、スタサプの理論編で「mol計算」の講義を見たら、すぐにセミナー化学のmol計算の問題を解く。この繰り返しが最も定着率の高い学習法です。

2か月かけてスタサプを全部見終えてから問題集に着手すると、最初の方の内容は忘れてしまっています。「受講 → 即演習」を徹底してください。

スタディサプリの講座と私が使った教材の詳しいレビューは、スタディサプリ受講者が教えるおすすめの大学受験講座の記事でも紹介しています。

スタディサプリ化学だけでは足りない場面

スタサプ化学の優れた点は多いですが、正直に言って「これだけでは足りない」場面もあります。受講前に知っておくべきポイントを整理します。

演習量が圧倒的に不足する

これが最大の弱点です。スタサプにはテキスト内に確認問題がありますが、大学受験に必要な演習量には到底足りません。セミナー化学や化学重要問題集などの問題集との併用は必須です。

質問できる環境がない

映像授業なので、わからない箇所があってもその場で質問できません。一時停止して調べたり、別の参考書で確認したりと、自力で解決する必要があります。

講師の選択肢がない

化学講座は坂田薫先生一人が全レベルを担当しています。もし坂田先生の教え方が合わないと感じた場合、スタサプの中で代替手段がありません。東進のように複数の講師から選べる環境とは異なる点です。

自己管理力が求められる

いつでもどこでも受講できる自由さは、裏を返せばサボりやすいということです。ペースメーカーがいないため、計画性がないと「気づいたら全然進んでいない」という状態に陥りがちです。

6年間の指導を通じて実感しているのは、化学に限らず「何をどの順番でやるか」「いつまでに終わらせるか」という学習計画の立案が、受験の合否を分ける最大の要因だということです。スタサプのような優れた教材があっても、使い方の計画がなければ効果は半減します。

もし「化学を含めた全科目の学習計画をどう立てればいいかわからない」「独学で進める自信がない」と感じているなら、学習管理型のサービスを活用するのも有効な選択肢です。東大毎日塾では、専属の東大生メンター(150人以上在籍、採用率20%以下)が学力診断に基づいてオーダーメイドの年間計画・週間計画を作成し、毎日の進捗管理まで行ってくれます。

  • 「何をいつまでに」やるかが毎週明確になる
  • 365日いつでもチャットやビデオ通話で質問できる(全科目対応)
  • 毎日の目標宣言→達成報告のサイクルでサボりを防止

志望校合格率90.3%(2025年度)という実績もあり、スタサプのようなコスパの良いインプット教材と組み合わせることで、効率的な受験勉強が実現できます。無料の個別相談会に参加するだけでも、今後の学習方針が明確になるのでおすすめです。

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テキスト活用と学習効率を上げるコツ

スタディサプリの全講座には、講師監修のオリジナルテキストが付属しています。PDFは無料でダウンロードでき、冊子版は1冊1,320円(税込)で購入可能です。

テキストの活用法として、私がおすすめするのは以下の方法です。

印刷して書き込みながら受講する

PDFをダウンロードして印刷し、坂田先生の説明を聞きながらメモや補足を書き込んでいきましょう。テキストの余白がやや少ないため、A4用紙にやや縮小して印刷し、周囲にメモスペースを確保するか、別途ノートを用意するのがおすすめです。

倍速再生を活用する

初回は通常速度で丁寧に理解し、2回目以降の復習では1.5倍速で視聴するのが効率的です。苦手な箇所だけチャプター単位でピンポイントに見返すこともできるので、時間の節約になります。

確認問題は必ず解く

各講義の後に用意されている確認問題は、必ずその場で解いてください。「あとでまとめてやろう」は危険です。授業直後に解くことで、理解度を即座にチェックでき、わからなければすぐに該当箇所を見返せます。

学習効率を上げる3つの習慣

  • 1日1〜2講義のペースを守り、毎日継続する
  • 授業後すぐにセミナー化学等の対応範囲を解く
  • 間違えた問題には印をつけ、1週間後に再挑戦する

スタディサプリ化学が向いている人

ここまでの内容を踏まえて、スタディサプリの化学講座が向いている人・向いていない人を整理します。

向いている人

  • 化学が苦手・初学者:ベーシックレベルから段階的に学べるため、ゼロからでも始められる
  • コストを抑えたい人:月額約2,000円で全科目受講可能。東進の化学講座(15〜23万円)と比べて圧倒的に安い
  • 自分のペースで学びたい人:部活や学校行事と両立しながら、好きな時間に受講できる
  • 先取り学習をしたい高1・高2生:全学年の講座が見放題なので、学校の進度に関係なく先に進める
  • 問題集と併用する計画がある人:スタサプを「理解用ツール」と割り切って、演習は別で確保できる人

向いていない人

  • 自己管理が苦手な人:強制力のある環境が必要な場合は、塾や予備校の方が向いている
  • 映像授業だけで完結させたい人:演習不足に陥るため、問題集との併用が前提
  • 質問環境が必須の人:双方向のコミュニケーションが取れないため、疑問を自力で解決できない人にはストレスになる

自己管理に自信がない方や、質問できる環境が欲しい方は、スタサプと併せて学習管理型のサービスを活用するのが現実的な解決策です。スタサプの月額約2,000円と組み合わせても、大手予備校の学費よりはるかに安く済みます。

スタディサプリ化学の評判と使い方まとめ

スタディサプリ化学の評判と坂田薫先生の講座について、私の受講体験と6年間の指導経験をもとに解説してきました。最後に要点を整理します。

この記事のポイント

  • 坂田薫先生の授業は「暗記に頼らない本質理解」が特徴で、評判は圧倒的に高い
  • 「わかりにくい」という声は、レベル選びのミスや学習方法の問題が原因
  • 受講順序は必ず「理論 → 無機 → 有機」。迷ったらスタンダードレベルから
  • スタサプはインプット教材として優秀だが、問題集との併用が必須
  • 「1単元受講 → 即演習」のサイクルで、理解を確実に得点力に変える

私がスタサプ化学を受講した当時、「定期テストレベルは解けるが本質的には理解できていない」という状態でした。坂田先生の講義で基礎を固めた上で、セミナー化学→化学重要問題集→化学の新演習と段階的に演習を積み重ねたことが、東大理三合格への土台になったと実感しています。

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