私立医学部の選び方|入りやすい大学・学費・格付けを徹底比較

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「私立医学部で入りやすい大学はどこ?」「後期試験で狙い目の大学は?」「学費が安い私立医学部は?」――私立医学部は全国に31校あり、偏差値・学費・入試科目・序列が大学によって大きく異なります。正しい情報をもとに志望校を選ぶことが合格への近道です。

この記事では、6年間の受験指導で私立医学部志望の生徒を多数指導してきた経験をもとに、入りやすい大学の分析、後期試験の狙い目、格付け・序列、受験科目の違い、学費ランキングまで、私立医学部選びに必要な情報を網羅的に解説します。

  • 偏差値・倍率から見た入りやすい私立医学部
  • 後期試験で狙い目の大学(数III不要の大学も)
  • 私立医学部の格付け・序列(御三家・新御三家)
  • 学費ランキング(6年間で1,850万〜4,550万円)
目次

偏差値から見た入りやすい私立医学部

私立医学部の偏差値は最低でも63程度(河合塾基準)であり、「入りやすい」と言っても一般の大学と比べれば非常に高い水準です。その中で相対的に偏差値が低い大学を紹介します。

大学名河合塾偏差値帯特徴
川崎医科大学最低ライン学費が私立最高額(4,550万円)のため敬遠されやすい
東京女子医科大学川崎医科と同水準女子限定。学費4,534万円
金沢医科大学下位グループ後期試験で数III不要
聖マリアンナ医科大学下位グループ再受験・多浪に寛容
埼玉医科大学下位グループ後期試験あり

「偏差値が低い=受かりやすい」とは限りません。出題傾向との相性、学費による志願者の集中・分散、面接の評価基準など、偏差値以外の要素も合否を左右します。6年間の指導経験では、偏差値よりも「過去問との相性」で合否が分かれるケースが多いです。

後期試験で狙い目の私立医学部

前期で不合格になっても、後期試験で合格のチャンスがあります。2026年度は約11〜12校が後期試験を実施しています。

大学名一次試験日特徴
金沢医科大学3月3日英語+数学のみ(数III不要・理科不要)。科目数最少で狙い目
埼玉医科大学2月28日標準的な科目構成
日本医科大学2月28日上位校の中で後期を実施する貴重な大学
聖マリアンナ医科大学3月3日英語・数学・理科2科目
藤田医科大学3月上旬2026年度から学費大幅値下げ

後期試験の最大の狙い目は金沢医科大学です。英語+数学の2科目で受験でき、数IIIも理科も不要です。科目数が少ない分、他の受験生と差をつけにくい面はありますが、前期で不合格になった方にとっては最後のチャンスとして検討する価値があります。

私立医学部の格付け・序列

私立医学部には歴史的な序列があり、「御三家」「新御三家」「旧設」「新設」のグループ分けがよく知られています。

御三家(私立医学部の最上位)

  • 慶應義塾大学:私立医学部の最高峰。偏差値・ブランド力ともにトップ
  • 東京慈恵会医科大学:1881年設立の伝統校
  • 日本医科大学:1876年前身設立の老舗

新御三家(御三家に迫る上位校)

  • 順天堂大学:近年偏差値が急上昇。学費の安さ(2,080万円)も人気の要因
  • 大阪医科薬科大学:関西圏の最上位
  • 自治医科大学:学費実質無料(卒後9年間の地域医療勤務で全額返済免除)

歴史的な格付けと現在の入試偏差値は必ずしも一致しません。順天堂大学は「旧設」ですが偏差値は御三家に迫っており、逆に旧設の一部は偏差値が下がっています。志望校選びでは格付けに振り回されず、自分の学力・経済力・立地との相性で判断してください。

私立医学部の受験科目の違い

大半の私立医学部は「英語+数学(III含む)+理科2科目+面接」ですが、例外もあります。

数III不要で受験できる大学

大学名受験科目
帝京大学英語(必須)+数学(IA2B)・物理・化学・生物・国語から2科目選択
近畿大学(前期)英語・数学(数III不要)・理科
金沢医科大学(後期)英語・数学(数III不要)のみ

帝京大学は国語でも受験可能という異色の選択肢があり、理系科目が苦手な受験生にも門戸が開かれています。ただし、科目数が少ない大学には志願者が集中するため、必ずしも「楽に受かる」わけではない点に注意してください。

私立医学部の学費ランキング

私立医学部の6年間の学費は最安1,850万円〜最高4,550万円と、大学によって2倍以上の差があります。

順位大学名6年間総額
1国際医療福祉大学1,850万円
2順天堂大学2,080万円
3関西医科大学2,100万円
4藤田医科大学2,152万円(2026年度〜大幅値下げ)
5日本医科大学2,200万円
30東京女子医科大学4,534万円
31川崎医科大学4,550万円

2026年度から藤田医科大学が約3割の大幅値下げを実施し、上位に浮上しました。学費は志望校選びの重要な要素ですが、奨学金制度も各大学で充実しているため、学費だけで判断せず奨学金の併用も検討してください。

私立医学部の志望校選びのポイント

6年間の指導経験をもとに、私立医学部の志望校選びで重視すべきポイントをまとめます。

  1. 過去問との相性:偏差値よりも「その大学の問題が解けるか」が合否を分ける
  2. 受験科目:数III不要・理科1科目の大学は志願者が集中する傾向に注意
  3. 学費と奨学金:6年間の総額と利用可能な奨学金をセットで確認
  4. 立地:6年間通い続けることを考え、通学の現実性を確認
  5. 国試合格率:大学選びの重要指標。低い大学は留年率も高い傾向

「どの私立医学部を受けるべきか」は、学力・学費・立地・入試日程のバランスで決まります。一人で判断するのが難しい場合は、受験のプロに相談するのが確実です。

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まとめ:私立医学部は「偏差値」だけで選ばない

  • 入りやすい大学:川崎医科大・金沢医科大・聖マリアンナ等が偏差値下位だが、学費の高さや立地で志願者の偏りあり
  • 後期の狙い目:金沢医科大学(英語+数学のみ・数III不要)が科目数最少
  • 格付け:御三家(慶應・慈恵・日医)、新御三家(順天堂・大阪医科薬科・自治医科)
  • 受験科目:帝京大は国語でも受験可。数III不要の大学は人気集中に注意
  • 学費:最安1,850万円(国際医療福祉大)〜最高4,550万円(川崎医科大)
  • 選び方:過去問との相性、学費、立地、国試合格率のバランスで判断
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