こんにちは。勉強攻略ドットコム、運営者の「K」です。
「スタディサプリの英語講座はたくさんあるけど、どれから受ければいいの?」「関正生先生と肘井学先生はどう使い分ければいいの?」。スタサプの英語講座で迷っている高校生は多いのではないでしょうか。
私は受験生時代に、スタディサプリの関正生先生の高3トップレベル英語<文法編>を受講して東大理三に現役合格しました。それまで「なんとなく」で解いていた英文法が、関先生の講座で本質から理解できるようになり、英語の成績が大きく伸びた実感があります。
この記事では、スタディサプリの英語講座のおすすめと受講ルートを、私の実体験と6年間の指導経験をもとに具体的に解説します。関正生先生・肘井学先生の講座の違いや、参考書との併用法まで、英語の成績を上げるために必要な情報をすべてまとめました。
- 関正生先生・肘井学先生の講座の特徴と使い分け
- 偏差値帯・志望校レベル別のおすすめ受講ルート
- スタサプ英語と参考書の具体的な併用法
- スタサプ英語だけでは足りない場面と補い方
スタディサプリの英語講座の全体像とおすすめ
スタサプの英語講座は関正生先生と肘井学先生の2人が担当しており、それぞれ明確な役割分担があります。まずは全体像を把握してから、自分に合った講座を選びましょう。
関正生先生の文法講座が最優先な理由
スタサプの英語で最初に受けるべきは、関正生先生の英文法講座です。これは私の実体験からも、指導経験からも断言できます。
関先生の最大の特徴は「丸暗記を排除する」指導法です。たとえば現在形を「昨日も今日も明日もすること」という核のイメージで説明し、例外に見える用法もすべてこの1つの本質から理解させてくれます。文法事項を「なぜそうなるのか」というロジックで解説するため、覚えたことが記憶に残りやすく、初見の問題にも対応できる力がつきます。
私自身、中3で英検1級に合格した後も英文法は「なんとなく」の理解で止まっていました。関先生のトップレベル英語<文法編>を受講したことで、文法を体系的に整理し直すことができ、大学受験の文法問題で自信を持って正解できるようになりました。
関正生先生の英文法講座(高3)
- スタンダードレベル(24講):英語が苦手で基礎からやりたい人向け
- ハイレベル(24講):MARCH・関関同立・国公立志望
- トップレベル(24講):早慶・旧帝大・医学部志望
※レベル間で扱う文法項目に大差はなく、演習問題の難度が異なる。迷ったらハイレベルから始めるのがおすすめ
肘井学先生の読解講座の特徴と使い方
関先生の文法講座で英文法を理解した後は、肘井学先生の読解講座に進みます。肘井先生はスタサプの英語読解・長文・英作文・志望校対策を一手に担当しているエース講師で、年間約25万人が受講する人気講座です。
肘井先生の読解講座は3段階のステップアップ構成になっています。
- ステップ1:構造分析による精読:英文の構造(SVOC)を正確に把握する力を養う
- ステップ2:論理展開を追う:パラグラフ間の論理関係(因果・対比・具体化)を理解する
- ステップ3:背景知識を増やす:頻出テーマの背景知識を蓄積し、読解スピードを上げる
講義動画は20〜30分の短いチャプターに区切られており、集中力が続きやすい設計です。また、音読用の白文が用意されているため、音読で構文把握力と速読力を同時に鍛えることができます。
関正生先生と肘井学先生の使い分け
- 関正生先生:英文法(全レベル)、英文解釈、リスニング
- 肘井学先生:読解・長文演習、英作文、共通テスト対策、志望校対策講座
両者をセットで受講することでスタサプ英語の効果が最大化します。文法(関先生)→ 英文解釈(関先生)→ 読解(肘井先生)→ 長文演習(肘井先生)の順に進めましょう。
レベル別のおすすめ講座と選び方
スタサプの英語講座は4段階のレベルがあります。自分に合わないレベルを選ぶと「簡単すぎてつまらない」「難しすぎてついていけない」となり、効果が出ません。
| レベル | 対象偏差値 | 志望校目安 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | 〜45 | 基礎固め全般 | 中学英語に不安がある人 |
| スタンダード | 40〜54 | 日東駒専・産近甲龍 | 英語が苦手で基礎から始めたい人 |
| ハイレベル | 55〜62 | MARCH・関関同立・国公立 | 基礎はOKだが応用力をつけたい人 |
| トップレベル | 63以上 | 早慶・旧帝大・医学部 | 文法問題集で7割以上正解できる人 |
選び方の目安は「受けたい講座の最初の2講を視聴して、7〜8割理解できるレベル」です。9割以上わかるなら1つ上のレベルへ、半分もわからなければ1つ下のレベルに変更しましょう。
スタディサプリの英語を使った受講ルート
講座の全体像がわかったところで、具体的な受講ルートを紹介します。「どの講座を、どの順番で、何と組み合わせて」進めればいいかを、志望校レベル別に解説します。
文法から長文読解への段階的な進め方
英語学習で最も重要なのは「正しい順番で進めること」です。文法が固まっていないのに長文読解に取り組んでも、結局文構造が取れずに手が止まります。
スタサプ英語の基本ルート
- ステップ1:関正生先生の文法編で英文法を体系的に理解する
- ステップ2:関先生の英文解釈編で文法知識を読解に活かす力を養う
- ステップ3:肘井学先生の読解編で長文読解の方法論を習得する
- ステップ4:肘井先生の長文演習編で実践力を鍛える
- ステップ5:志望校対策講座(東大・早慶等)で過去問レベルの実力を完成させる
このルートに沿って進めれば、基礎から難関大レベルまで無理なくステップアップできます。各ステップは前のステップが土台になっているので、順番を飛ばさないことが大切です。
志望校レベル別の英語講座ルート
志望校のレベルによって、必要な講座は変わります。
日東駒専・産近甲龍レベル
スタンダードレベルの文法編→読解編をしっかり受講し、問題集で演習すれば十分に対応できます。共通テスト対策講座も並行して進めましょう。
MARCH・関関同立・地方国公立レベル
ハイレベルの文法編→英文解釈編→読解編が基本ルート。ハイレベルの文法編で基盤を固めた後、肘井先生の読解講座で長文の読み方を身につけます。時間があればトップレベルの文法編にもチャレンジすると、さらに安定感が増します。
早慶・旧帝大・医学部レベル
トップレベルの文法編→英文解釈編→トップレベル読解編→英作文編→志望校対策講座のフルルートが必要です。加えてリスニング講座も受講し、英語の全技能をカバーしましょう。私自身はこのルートでトップレベル文法編を受講し、東大英語の土台を作りました。
参考書との併用で英語力を完成させる方法
スタサプの英語講座はインプット(理解する)に特化しています。入試で得点できる英語力を完成させるには、市販の参考書・問題集でのアウトプットが不可欠です。
| 分野 | スタサプで理解 | 併用する参考書・問題集 |
|---|---|---|
| 文法 | 関正生先生の文法編 | 頻出英文法・語法問題1000 / 英文法ポラリス |
| 単語 | (講座なし・別途必須) | 鉄壁 / 速読英単語上級編 / 解体英熟語 |
| 英文解釈 | 関正生先生の英文解釈編 | 英文和訳演習(入門〜中級編) |
| 長文読解 | 肘井学先生の読解・長文演習編 | The Rules 英語長文問題集 1〜4 |
| 英作文 | 肘井学先生の英作文編(7講) | ドラゴン・イングリッシュ基本英文100 |
| リスニング | 関正生先生のリスニング講座 | 共通テスト過去問 / 速読英単語の音声 |
私が受験生時代に実践した併用法を紹介すると、まず関先生のトップレベル文法編で英文法を体系的に理解し直し、その後「頻出英文法・語法問題1000」で問題演習を徹底的にやり込みました。文法の「理解」をスタサプで、「定着」を問題集で行うこのサイクルが、英語力を伸ばす最短ルートです。
単語帳はスタサプにはないため、別途用意が必須です。私は「鉄壁」をメインに使い、語源と関連語でまとめて覚える方法で語彙力を固めていきました。
共通テストとリスニングの対策法
共通テストの英語はリーディング100点+リスニング100点の合計200点です。リスニングの配点がリーディングと同じ100点あるため、リスニング対策をおろそかにすると大きく失点します。
スタサプには肘井先生の共通テスト対策講座(リーディング編・リスニング編)と、関先生のトップ&ハイレベル英語リスニング講座があります。共通テスト対策講座では出題形式ごとの解法を学べますが、リスニング力の根本的な向上には日常的な音声学習の積み重ねが必要です。
リスニング力を伸ばすコツ
- 速読英単語の音声を使ったシャドーイング(音声を追いかけて声に出す練習)を毎日15分
- スタサプの読解講座の音読用白文を活用し、スクリプトを見ながら音読
- 共通テスト過去問のリスニング問題を5年分以上演習し、出題パターンに慣れる
スタディサプリの英語講座で合格するために
スタサプの英語講座は、正しいルートで受講し参考書と組み合わせれば、難関大レベルまで到達できる非常に優秀なツールです。ただし、スタサプだけではカバーしきれない部分もあります。最後に、その補い方と学習計画の立て方を紹介します。
スタサプ英語だけでは足りない場面と補い方
スタサプ英語の弱点は明確です。以下の3つの領域は、別途補完が必要になります。
英作文の添削が受けられない
肘井先生の英作文講座(7講)は基本的な型の習得には役立ちますが、自分が書いた英文の添削は受けられません。国公立二次や早慶で英作文が出題される大学を受ける場合、添削環境の確保が合否を分けます。対策としては、「ドラゴン・イングリッシュ基本英文100」の暗唱で基本英文のストックを増やし、学校の先生や添削サービスで実際に書いた英文のフィードバックを受けることが効果的です。
単語講座がない
スタサプには体系的な英単語講座がありません。単語力は英語の全技能の土台なので、単語帳は必ず別途用意してください。難関大志望なら「鉄壁」、標準レベルなら「速読英単語必修編」がおすすめです。
長文読解の演習量が不足する
スタサプの講座で扱う長文の本数には限りがあります。方法論を学んだ後は、「The Rules 英語長文問題集」や過去問で演習量を積み上げる必要があります。
英語の学習ルート全体については、医学部や東大に合格するための大学受験 英語学習ロードマップで詳しく解説しています。
英語の学習計画に不安がある人への解決策
「スタサプの英語講座をどの順番で受ければいいかはわかったけど、自分で計画を立てて実行する自信がない」という方も多いと思います。特に英語は文法・単語・読解・リスニング・英作文と学ぶべき分野が多く、配分を間違えると非効率な勉強になりがちです。
私も高1のとき、学習計画の立て方がわからず教材の取り組み順を間違えて遠回りした経験があります。英語は正しい順番で正しい量をこなせば確実に伸びる科目ですが、その「正しい順番と量」を自分で判断するのは意外と難しいのです。
もし学習計画に不安がある場合は、東大毎日塾のような学習管理型のサービスとの併用も選択肢になります。専属の東大生メンター(150人以上在籍、採用率20%以下)が、あなたの英語力を診断した上で、スタサプのどの講座をいつ受けるか、どの参考書をどの順番で使うかを含めたオーダーメイドの学習計画を作成してくれます。英作文の添削や文法の質問も365日し放題なので、スタサプの弱点を根本的にカバーできます。
スタディサプリの英語おすすめ講座まとめ
スタディサプリの英語講座は、関正生先生の文法講座と肘井学先生の読解講座を軸に、月額約2,000円で大学受験英語の基礎から難関大対策まで網羅できるコスパ最強の学習ツールです。
この記事のまとめ
- まず最優先は関正生先生の文法講座。「丸暗記」を「理解」に変える授業で英語の土台が変わる
- 文法の後は、関先生の英文解釈編→肘井先生の読解編→長文演習編の順に進める
- レベル選択は「7〜8割理解できるレベル」が目安。科目ごとにレベルを使い分ける
- 単語帳はスタサプにないため別途必須。文法のアウトプットにも問題集との併用が不可欠
- 英作文添削・学習計画の策定が必要な場合は、学習管理サービスとの併用で弱点を補完できる
英語は大学受験で最も配点が高い科目であり、早い段階で正しいルートに乗ることが合格への近道です。まずはスタサプの14日間無料体験で関先生の文法講座を1講受けてみてください。「英文法はこう理解すればよかったのか」という発見があるはずです。
スタサプの英語以外のおすすめ講座については、スタディサプリ受講者が教えるおすすめの大学受験講座で全科目を網羅的に紹介しています。
