スタディサプリのレベルの違いと選び方を東大生が解説

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「スタディサプリのスタンダードとハイレベルは何が違うの?」「自分はどのレベルを選べばいいの?」「いきなりトップレベルから始めても大丈夫?」。スタサプの講座選びで最も多い悩みが、このレベル選択の問題です。

私は受験生時代にスタサプのトップレベル英語<文法編>を受講して東大理三に現役合格しました。6年間の受験指導でも、レベル選択を間違えて時間を無駄にする生徒を何人も見てきました。逆に、自分に合ったレベルを正しく選べた生徒は、短期間で成績が大幅に伸びています。

この記事では、スタディサプリの4つのレベルの違いと正しい選び方を、私の受講体験と指導経験をもとに具体的に解説します。

  • ベーシック・スタンダード・ハイレベル・トップレベルの具体的な違い
  • 偏差値と志望校から最適なレベルを判断する方法
  • 科目ごとにレベルを変えるべき理由と具体例
  • レベルが合わないと感じたときの対処法
目次

スタディサプリの4つのレベルの違いを比較

スタサプの講座は4つのレベルに分かれています。まずは全体像を把握してから、各レベル間の具体的な違いを見ていきましょう。

レベル偏差値目安志望校の目安内容の特徴
ベーシック〜45教科書レベルの基礎固め0から理解・習得。未習範囲の予習にも対応
スタンダード40〜54日東駒専・産近甲龍・中堅国公立教科書の基本内容を丁寧に解説。入試基礎レベル
ハイレベル55〜62MARCH・関関同立・難関国公立基礎から応用問題まで段階的に対応
トップレベル63以上旧帝大・早慶・医学部難関大特有の解法・解答の書き方まで扱う

重要なポイントは、スタサプはベーシックコース(月額2,178円)で全レベルの講座が見放題ということです。特定のレベルに「登録」するのではなく、すべてのレベルの講座を自由に視聴できます。追加料金は一切かかりません。つまり、レベル選択を間違えてもいつでもやり直しがきくのです。

ベーシックとスタンダードの違い

ベーシックとスタンダードは、どちらも「基礎」を扱う講座ですが、対象が異なります。

  • ベーシック:教科書レベルの内容が「わからない」人向け。公式の意味や基本的な考え方を0から丁寧に説明。高1・高2講座に多く設定されている
  • スタンダード:教科書レベルは「わかるけど定着していない」人向け。入試基礎レベルの問題まで扱い、定期テスト対策にも有効

数学を例にすると、ベーシックは「二次関数のグラフの書き方」から始まり、スタンダードは「二次関数の最大値・最小値の典型問題」まで扱います。定期テストで平均点以下の科目はベーシックから、平均点前後ならスタンダードから始めるのが目安です。

スタンダードとハイレベルの違い

スタンダードとハイレベルの差は、受験生が最も迷うポイントです。

スタンダードとハイレベルの違い

  • スタンダード:教科書レベルの基本を丁寧に解説。日東駒専・産近甲龍・中堅国公立を目指す人が基礎固めに使う
  • ハイレベル:基礎の確認からスタートするが、入試標準〜やや難レベルの問題まで踏み込む。MARCH・関関同立・難関国公立を目指す人向け

ハイレベルは「基礎ができている前提でいきなり難しい問題を扱う」のではなく、基礎の確認から入って段階的にレベルが上がる設計です。そのため、基礎が8割程度固まっていれば、スタンダードを飛ばしてハイレベルから始めることも可能です。

6年間の指導経験から言えば、「スタンダードとハイレベルのどちらか迷ったらハイレベルを選ぶ」のがおすすめです。ハイレベルで基礎の確認もできるため、時間を無駄にしません。難しすぎると感じたら、いつでもスタンダードに切り替えられます。

ハイレベルとトップレベルの違い

ハイレベルとトップレベルの違いは、「入試標準レベルまで」と「難関大特有の問題まで」の差です。

  • ハイレベル:MARCH・関関同立・地方国公立の入試で出題される標準的な問題を解く力がつく
  • トップレベル:旧帝大・早慶・医学部で出題される難問や、記述問題の答案の書き方まで扱う

私が受講した関正生先生のトップレベル英語<文法編>は、ハイレベルと扱う文法項目自体は大きく変わりませんが、演習問題の難度と解説の深さが異なっていました。トップレベルでは「なぜこの選択肢がダメなのか」「出題者の意図は何か」まで踏み込んだ解説があり、難関大の文法問題で自信を持って正解を選べるようになりました。

注意:科目によってレベル区分が異なる

  • 英語・数学:トップ / ハイ / スタンダードの3段階
  • 化学・物理・古文・現代文:トップ&ハイ / スタンダードの実質2段階
  • 無機化学・地理など:レベル区分が1つのみの科目もある

全科目が4段階に分かれているわけではないので、受講する前に各科目のレベル構成を確認してください。

スタディサプリのレベルの正しい選び方

レベルの違いがわかったところで、具体的にどう選べばいいかを解説します。最も大切なのは「志望校のレベル」ではなく「今の自分の実力」で選ぶことです。

偏差値と志望校で判断する基準表

現在の偏差値推奨レベル志望校の目安共通テスト目標
〜45ベーシック基礎固め〜60%
40〜54スタンダード日東駒専・産近甲龍65〜74%
55〜62ハイレベルMARCH・関関同立・国公立75〜82%
63以上トップレベル旧帝大・早慶・医学部83%以上

ただし、偏差値はあくまで目安です。より実践的な判断方法は、受講したい講座の最初の2〜3講義を実際に視聴して、6〜7割程度理解できるレベルを選ぶことです。9割以上わかるなら上のレベルへ、半分以下なら下のレベルに変更しましょう。スタサプは全レベル見放題なので、迷ったら両方試してみるのが最善策です。

科目ごとにレベルを変えるべき理由

科目ごとに得意・不得意は異なるため、レベルも科目別に選ぶのが鉄則です。「自分はハイレベル」と一律で決めるのではなく、得意科目は上のレベル、苦手科目は下のレベルで、それぞれの効率を最大化しましょう。

科目別レベル選択の具体例(難関国公立志望・偏差値58の場合)

  • 英語(得意):トップレベル → 難関大の問題にも対応できる実力をつける
  • 数学(普通):ハイレベル → 入試標準レベルを確実に解けるようにする
  • 化学(苦手):スタンダードレベル → まず基礎を固めてからトップ&ハイに移行
  • 古文(苦手):スタンダードレベル → 文法の基礎から丁寧にやり直す

東大志望でも数学が苦手ならスタンダードから始めてよいのです。大切なのは「志望校に合わせたレベル」ではなく「今の実力に合ったレベル」を選ぶこと。実力がついたらレベルを上げればいいだけです。

レベル選びでよくある失敗と対策

失敗1:背伸びしすぎて消化不良になる

「志望校が旧帝大だからトップレベル」と選んだものの、授業についていけず結局何も身につかないパターンです。6年間の指導で最も多い失敗がこれです。対策は、まず最初の2〜3講義を見て理解度をチェックすること。半分以下しかわからなければ、迷わず下のレベルに変更してください。

失敗2:簡単すぎて時間を浪費する

「基礎が大事」と思ってスタンダードを選んだが、すでに知っている内容ばかりで時間だけが過ぎるパターンです。対策は、スタサプ内の「学力チェック」機能(英語・数学、各20分程度)を活用して客観的に実力を測ること。迷ったらまず上のレベルを試して、難しければ下げるアプローチが効率的です。

失敗3:全科目同じレベルにしてしまう

前述の通り、科目ごとにレベルを変えるのが正解です。全科目一律で「ハイレベル」にすると、得意科目は物足りず、苦手科目は難しすぎるという最悪の状態になります。

いきなりトップレベルから始めても大丈夫か

結論から言えば、条件付きで大丈夫です。トップレベルの講座も最初は基礎知識の確認から始まり、段階的に入試レベルまで引き上げる設計になっています。

ただし、注意点があります。トップレベルはハイレベルより授業の進行速度が速く、基礎の説明はハイレベルほど丁寧ではありません。基礎に不安がある状態でトップレベルを受けると、「何となくわかった気になるが実際には解けない」という消化不良に陥るリスクがあります。

私の推奨は、英語の関先生が述べている通り「英語に自信がない人はスタンダード、基礎はOKの人はハイ、市販の問題集で余裕がある人はトップ」という判断基準です。これは他の科目にも当てはまります。

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全レベルの講座が月額約2,000円で見放題。迷ったら複数レベルを試して比較できるのはスタサプだけの強みです。

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スタディサプリのレベルを活かして合格するために

レベルを正しく選んだら、次は「いつレベルを上げるか」と「レベルだけでは足りない場面の補い方」が重要になります。

レベルアップのタイミングと判断基準

スタンダード→ハイレベル→トップレベルとステップアップしていく場合、レベルアップの判断基準は以下の通りです。

レベルアップの判断基準

  • 現在のレベルの確認テストで8割以上正解できるようになった
  • 授業の内容が9割以上理解できていて、物足りなさを感じる
  • 現在のレベルに対応する問題集を一通り解き終えた

3つのうち2つ以上に当てはまれば、上のレベルに進むタイミングです。

逆に、「まだ確認テストで6割程度しか取れないのに上のレベルに進む」のは早すぎます。基礎が不安定なまま応用に進んでも、結局基礎に戻ることになります。

スタサプのおすすめ講座と科目別の受講ルートについては、スタディサプリ受講者が教えるおすすめの大学受験講座で詳しく紹介しています。

レベル選びに迷ったらプロに相談する選択肢

「自分に合ったレベルがわからない」「科目ごとのレベル設定に自信がない」という方は少なくありません。特に、偏差値50〜60あたりの受験生はスタンダードかハイレベルかの判断が難しく、間違った選択をすると数ヶ月分の学習時間を無駄にしてしまいます。

レベル選びに自信がない場合は、東大毎日塾のような学習管理型のオンライン個別指導に相談するのも有効な選択肢です。専属の東大生メンター(150人以上在籍、採用率20%以下)が、あなたの学力を診断した上で「英語はトップレベルから、数学はハイレベルから始めて、夏までにトップレベルに移行」といった科目別のレベル設定と学習計画をオーダーメイドで作成してくれます。

スタサプのどの講座をいつ受けるかだけでなく、問題集の接続ルートまで含めた全体設計を個別に提案してもらえるので、レベル選びの迷いが一気に解消されます。まずは無料相談で、自分に最適なレベル設定を確認してみてください。

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スタディサプリのレベルの違いと選び方まとめ

スタディサプリのレベル選びは、合否を左右する重要な判断です。しかし、全レベル見放題というスタサプの仕組みを活かせば、失敗してもすぐにやり直せるので安心してください。

この記事のまとめ

  • スタサプは4段階のレベル。ベーシック(基礎の基礎)→スタンダード(入試基礎)→ハイレベル(入試標準)→トップレベル(難関大)
  • レベル選択は「志望校」ではなく「今の自分の実力」で判断する。最初の2〜3講義を見て6〜7割理解できるレベルが最適
  • 科目ごとにレベルを変えるのが鉄則。全科目一律はNG
  • 迷ったらまず上のレベルを試してみる。全レベル見放題なので、合わなければすぐ変更可能
  • レベルアップは確認テスト8割以上を目安に。基礎が固まってから上に進むのが最短ルート

レベルを正しく選び、段階的にステップアップしていくことが、スタサプで成績を上げる最短ルートです。まずは14日間の無料体験で、気になるレベルの講座を実際に受講してみてください。

英語の学習ルート全体については、医学部や東大に合格するための大学受験 英語学習ロードマップも参考にしてみてください。

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