スタディサプリの使い方を東大生が解説!高校生の正しい進め方

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6年間の指導経験で培った合格メソッドと、自身の受験経験から得た「実践的な学習法」を発信しています。

「スタディサプリに登録したけど、使い方がいまいちわからない」「動画を見ているのに成績が上がらない」「高校生がスタサプをどう進めれば効果が出るのか知りたい」。こうした悩みを持つ高校生は非常に多いです。

私自身、受験生時代にスタディサプリの英語・化学・古文の講座を受講し、東大理三に現役合格しました。また、6年間の受験指導で「スタサプで成績が上がる生徒」と「上がらない生徒」の違いを間近で見てきました。その差は、スタサプの使い方と進め方にあります。

この記事では、スタディサプリの正しい使い方と進め方を、私の体験と指導経験をもとに具体的に解説します。高校生が今日から実践できる内容にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • スタサプを始めたらまず最初にやるべき3つのこと
  • 成績が上がる人と上がらない人の決定的な使い方の違い
  • 学年別のスタサプ活用スケジュールと学習計画の立て方
  • スタサプだけでは足りない場面とその解決策
目次

スタディサプリの使い方の基本【高校生が最初にやること】

スタサプに登録したら、いきなり講座を見始めるのではなく、まず3つの準備をしましょう。ここを飛ばすと「何から手をつけていいかわからない」状態に陥ります。

志望校を登録して学習プランを確認する

スタディサプリには、プロ講師が監修した志望校向け学習プラン機能があります。志望校・学年・選択科目を入力すると、合格に必要な講座が時期ごとに整理されたプランが自動生成されます。

この学習プランの優れた点は、スタサプの講座だけでなく、市販の参考書や問題集も含めた受験計画が提示されることです。「いつ・何を・どの順番で」やればいいかの全体像がつかめるので、まだ志望校が確定していなくても、まずは仮の志望校で登録してプランを確認してみてください。

学習プランの確認方法

  • アプリまたはWebでログイン → 「学習プラン」のタブを開く
  • 志望校・学年・選択科目を設定すると、講師監修の年間学習プランが表示される
  • プランには「どの時期にどの講座を受けるべきか」「どの参考書を使うべきか」が含まれる

自分のレベルに合った講座の選び方

スタサプの講座は4つのレベルに分かれています。レベル選択を間違えると「わかりにくい」「簡単すぎる」と感じて効果が出ない原因になるので、自分に合ったレベルを正しく選ぶことが重要です。

レベル 対象 志望校目安
ベーシック 教科書レベルに不安がある人、0から学びたい人 基礎固め全般
スタンダード 教科書レベルはOKだが入試対策はこれから 日東駒専・産近甲龍・中堅国公立
ハイレベル 基礎はできていて応用力をつけたい MARCH・関関同立・難関国公立
トップレベル 応用までできていて最難関を目指す 旧帝大・早慶・医学部

迷ったら、まず受けたい講座の最初の1〜2講義を視聴してみてください。「7〜8割理解できる」と感じるレベルが最適です。9割以上わかるなら1つ上のレベルへ、半分もわからないなら1つ下のレベルへ変更しましょう。

また、科目ごとにレベルが異なるのは当然のことです。「英語はハイレベル、数学はスタンダード」のように、科目別にレベルを使い分けるのが正しい選び方です。

テキストの準備と活用法

スタサプの講座には講師監修のオリジナルテキストが用意されています。PDFで無料ダウンロードできるほか、紙の冊子を1冊1,320円で購入することもできます。

公式データによると、テキスト利用者の学習時間は非利用者の倍以上とされています。テキストがあると講義中にメモを取りやすく、復習時にも活用できるため、主要科目のテキストは必ず用意しましょう。

テキストの選び方

  • 主要科目(英語・数学など毎日使う科目):紙の冊子を購入推奨。書き込みがしやすく復習にも便利
  • サブ科目(社会・理科基礎など):PDFをタブレットで閲覧 or 必要な部分だけ印刷でOK
  • ノートの取り方:テキストに直接書き込む方式が最も効率的。別ノートに写す作業は時間の浪費になりやすい

倍速再生やダウンロードの使い分け

スタサプの動画は0.75倍〜2.00倍まで6段階で再生速度を変更できます。この機能を使い分けるだけで学習効率が大幅に変わります。

  • 初回視聴:等倍速(1.00倍)でじっくり理解する。初見から倍速にすると理解が追いつかない
  • 復習時:1.25〜1.50倍速がおすすめ。理解済みの部分をテンポよく確認できる
  • 暗記系(社会・古文単語など):2.00倍速で繰り返し聴く。反復回数を増やすのが効果的
  • 理解が追いつかない箇所:0.75倍速に落として丁寧に聴く

また、アプリではWi-Fi環境で動画をダウンロードしておけば、通学中やWi-Fiのない場所でもオフライン視聴ができます。ダウンロード動画は7日間で自動削除されるので、週末にまとめてダウンロードしておくと便利です。

スタディサプリの正しい進め方【成績が上がる受講法】

準備ができたら、いよいよ講座の受講に入ります。ここからが最も重要なパートです。「動画を見ているのに成績が上がらない」という人は、ほぼ100%この進め方に問題があります。

動画を見ただけで終わらせない授業の受け方

6年間の指導経験で断言できますが、スタサプで成績が上がらない人の約8割は「動画を見ただけで終わっている」です。「わかった」と「解ける」は全く別物であり、動画を見ただけでは知識は定着しません。

成績が上がる4ステップサイクル

  • ステップ1 講義を集中視聴:テキストに書き込みながら、等倍速で受講する
  • ステップ2 確認テストを解く:講義直後にテキストの確認問題を自力で解く。間違えた問題に印をつける
  • ステップ3 問題集でアウトプット:市販の問題集で同じ単元の問題を演習する(30〜60分)
  • ステップ4 間違えた問題を翌日解き直す:翌日・1週間後に再度解いて定着を確認する

このサイクルが回せている生徒は、例外なく成績が伸びていきます。私自身もこの方法でスタサプを活用していました。たとえば化学では、坂田薫先生の講座で理論→無機→有機と体系的に理解した後、セミナー化学→化学重要問題集→化学の新演習と段階的に演習レベルを上げていきました。

問題集との併用で演習量を確保する方法

スタサプはインプット(理解する)のためのツールです。テキストの確認問題だけでは、入試に対応できる演習量には足りません。市販の問題集でアウトプットの量を確保することが必須です。

スタサプと問題集の役割分担を整理すると、以下のようになります。

科目 スタサプで理解 併用する問題集(例)
英語 関正生先生の文法講座で体系的に理解 頻出英文法・語法問題1000 / 鉄壁(単語)
数学 該当単元の講座で解法の考え方を理解 サクシード(教科書傍用)/ 1対1対応の演習
化学 坂田薫先生の講座で理論→無機→有機を理解 セミナー化学 / 化学重要問題集
物理 各単元の講座で公式の導出と適用を理解 物理のエッセンス / 名問の森
古文 文法講座で助動詞・敬語のルールを理解 ゴロゴ古文単語 / ゴロゴ古文読解

ポイントは「スタサプの1単元を視聴したら、すぐに問題集の該当範囲を解く」ことです。視聴と演習の間隔が空くほど理解が薄れてしまうので、同じ日のうちにセットで行うのが理想です。

学年別のスタサプ活用スケジュール

スタサプの使い方は学年によって大きく異なります。6年間の指導経験を踏まえた、学年別のおすすめスケジュールを紹介します。

高1:習慣化と苦手の早期発見(1日30分〜1時間)

  • 学校の予習・復習としてスタサプを活用し、定期テストで高得点を取ることを目標にする
  • 苦手科目を早めに発見し、ベーシックレベルから丁寧に固める
  • 英語の文法は高1のうちに一通り理解しておくと高2以降が楽になる
  • 毎日1講義(15〜30分)で十分。「毎日続ける」習慣を最優先にする

高2:基礎完成と受験勉強の本格始動(1日1〜2時間)

  • 高1で学んだ範囲の穴を埋め、スタンダードレベルの講座で基礎を完成させる
  • 理科・社会は高2後半から本格的にインプット開始。全範囲の1周目を高2中に終えるのが理想
  • 数学はIA・IIBの基礎を固め、高3で数IIIに集中できる状態にしておく
  • 1日1〜2講義+問題集30分。定期テストと受験基礎の両立を意識する

高3前半(4〜8月):全範囲のインプット完了(1日3〜5時間)

  • 未修範囲のインプットを最優先。夏休み中に全範囲の講座を一通り終わらせる
  • インプットが完了した単元から順次、問題集でのアウトプットに移行する
  • 志望校別の学習プランに沿って、トップレベル・ハイレベルの講座にレベルアップ

高3後半(9〜2月):弱点補強と過去問演習(スタサプは補助的に)

  • 過去問演習が中心。スタサプは弱点が見つかった単元の復習に活用する
  • 12月は共通テスト対策講座を集中受講
  • 1〜2月は志望校対策講座で最終仕上げ

勉強時間の記録と学習計画の立て方

「計画を立てずにだらだら視聴する」のは、成績が上がらない典型的なパターンです。学習計画を立て、勉強時間を記録することで、進捗を見える化しましょう。

スタサプのアプリには学習記録機能があり、週の目標学習時間を設定して達成率を確認できます。より詳細に記録したい場合は、Studyplusアプリとの併用がおすすめです。教材ごとの学習時間をストップウォッチで記録し、グラフで可視化できるため、モチベーション維持にも役立ちます。

学習計画の立て方(4ステップ)

  • 年間計画:志望校の入試日から逆算し、「いつまでに何を終わらせるか」の大まかな目標を設定
  • 月間計画:今月受けるべき講座を確認。講座の総講義数と残り月数から1週間あたりの講義数を計算
  • 週間計画:曜日ごとにどの科目・講座を受けるかを固定する
  • 日次実行:「通学中に動画視聴→帰宅後に確認テスト→夜に問題集」のように、時間帯と学習内容を紐づける

ただし正直に言えば、受験に最適な学習計画を自力で立てるのはかなり難しいことです。私自身も高1で塾に入った際、数IAが完全には終わっていないのに数IIBから始めてしまい、後から穴を埋めるのに苦労しました。計画の立て方がわからない、あるいは計画を立てても実行できないという方には、後述する学習管理サービスの活用も検討してみてください。

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スタディサプリの使い方で迷ったときの対処法

ここまでの基本と進め方を押さえれば、スタサプを効果的に使えるようになります。最後に、科目別のおすすめ講座と、スタサプだけでは足りない場面の対処法を紹介します。

科目別のおすすめ講座と受講ルート

私が実際に受講して効果を感じた講座と、指導経験から生徒に勧めてきた受講ルートを紹介します。

英語:関正生先生の文法講座からスタート

英語は、まず文法を固めることがすべての土台になります。関正生先生の高3トップレベル英語<文法編>は、丸暗記に頼らず「なぜそうなるのか」を本質的に解説してくれる講座です。私自身、この講座で文法の理解が劇的に変わりました。文法が固まったら、長文読解→志望校対策講座の順に進めましょう。

化学:坂田薫先生の講座で理論→無機→有機

化学は理論化学が全体の土台になるため、必ず理論から始めてください。坂田薫先生の講座は「暗記ではなく理解」を重視した解説が特徴で、それまで定期テストレベルしか解けなかった化学が、基礎からしっかり理解できるようになりました。スタサプで理解した後、セミナー化学で演習→化学重要問題集でレベルアップという流れが効果的です。

古文:文法講座で助動詞・敬語を固める

古文は「問題の解き方を知るだけで一気に点数を伸ばせる」科目です。まず文法講座で助動詞の接続・活用と敬語のルールを叩き込み、並行してゴロゴ古文単語で語彙を増やす。この2つが揃えば、読解問題のスコアが安定します。

各科目のより詳しいおすすめ講座については、スタディサプリ受講者が教えるおすすめの大学受験講座で網羅的にまとめています。

スタサプだけでは足りない場面と解決策

スタサプは月額約2,000円で全科目のプロ講師の授業が受けられる、コスパ最強のインプットツールです。しかし、以下の場面ではスタサプだけでは限界があります。

  • 学習計画が立てられない:4万本の講座から何をどの順番でやるべきか、自分では判断できない
  • わからない問題を質問したい:ベーシックコースには質問機能がない
  • 記述問題の添削が必要:英作文・小論文・数学の記述を見てもらえない
  • 一人では続かない:強制力がなく、計画が三日坊主になってしまう

こうした課題を抱えている方には、スタサプの弱点を補完する学習管理型のオンライン個別指導との併用がおすすめです。

たとえば東大毎日塾は、専属の東大生メンター(150人以上在籍、採用率20%以下)があなたの学力と志望校に合わせたオーダーメイドの年間計画・週間計画を作成し、毎日の進捗管理までしてくれるサービスです。

  • 学習計画:あなた専用の学習プランを作成。スタサプのどの講座をいつ受けるべきかも含めて提案
  • 毎日の進捗管理:目標宣言→達成度報告のサイクルで、サボりを防止
  • 365日質問し放題:チャット・ビデオ通話で全科目対応。記述添削も受け放題
  • 志望校合格率90.3%(2025年度実績)

「スタサプでインプット、東大毎日塾で学習管理+アウトプットの質向上」という組み合わせは、予備校(年間60〜140万円)よりもコストを抑えながら、質の高い受験対策が実現できます。まずは無料相談で、今後の学習方針を明確にしてみてください。

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高校生のスタディサプリの使い方と進め方まとめ

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この記事のまとめ

  • まず志望校を登録して学習プランを確認し、自分のレベルに合った講座を選ぶ
  • 「講義視聴→確認テスト→問題集で演習→翌日解き直し」の4ステップを愚直に回す
  • テキストは主要科目だけ紙を購入。倍速再生は初見は等倍、復習は1.25〜1.50倍で
  • 学年ごとに使い方を変える。高1-2は習慣化と基礎固め、高3は総仕上げと過去問演習
  • 学習計画の策定・質問環境・添削指導が必要な場合は、学習管理サービスとの併用が効果的

大切なのは、スタサプの動画を「見る」のではなく「使い倒す」意識を持つことです。映像授業はあくまでインプットのツール。問題集でのアウトプットと組み合わせて初めて、成績は上がっていきます。

英語の具体的な学習ルートについて知りたい方は、医学部や東大に合格するための大学受験 英語学習ロードマップも参考にしてみてください。

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